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レポート

【10・06・10】西田しずお比例予定候補と愛知県庁・名古屋市役所前で早朝宣伝/名古屋青年会議所主催・リンカーンフォーラム中部共催の「公開討論会」

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西田しずお比例予定候補と愛知県庁・名古屋市役所前で早朝宣伝

 
 6月10日、西田しずお比例予定候補、八田ひろ子元参院議員、榑松佐一労働者後援会長、労働者後援会の皆さんと早朝宣伝をしました。
 「がんばってね」と車から激励をいただいたり、通勤の方々から激励の声をいただきました。

 

名古屋青年会議所主催・リンカーンフォーラム中部共催の公開討論会

 
 夜7時からは、公益社団法人名古屋青年会議所主催、リンカーンフォーラム中部共催の「公開討論会」に参加させていただきました。緊張しましたが、各党の予定候補の皆さんと討論を行いました。

 テーマは、「年金・医療・介護について」、「子育て・教育について」、「外交・安全保障について」でした。

 「年金・医療・介護について」は、無年金、低年金の問題を解決するためにも最低保障年金制度の創設が必要であること、世界のなかでも突出して高くなっている医療費の窓口負担の軽減、診療報酬の大幅な引き上げ、介護の利用料・保険料の減免制度を国の制度としてしっかりと築いていくことなどを申し上げました。
 財源についても、消費税増税ではなく、ムダな軍事費を削り、設楽ダム、徳山ダムの導水路など大型開発をやめ、行きすぎた大金持ち、大企業減税を見直して財源をつくるべきだと申し上げました。

 「子育て・教育について」は、名古屋市内では、4月から保育所の入所枠を610人増やしたのに、待機児童は減らないで昨年より増えて598人います。潜在的な待機児童というのは全国で100万人といわれています。公的な責任で保育所をつくることが大事。自治体が公立保育所をつくりたいと思っても、自公政権のときに、一般財源化され、保育所の整備予算が確保できない事態になっています。公立保育所の建設費、改築費への国庫負担を復活すべきであること(公私ともに国の補助率を3分の2に)、年間10万人分の保育所建設に必要な予算は国の補助率をあげても1400億円。アメリカ軍の思いやり予算をやめればすぐに捻出できることなど申し上げました。

 また、経済的な理由で学業をあきらめる、夢をあきらめる若者をだしてはいけない。国際人権規約のなかでは、高校と大学の段階的な無償化を定めています。この条項を留保しているのは、日本とマダガスカルだけです。直ちに留保を撤回し、無償化にむけた学費負担の軽減をもっとすすめるべきだと申し上げました。また、小学校、中学校の30人以下学級もすすめるべきだと申し上げました。さらに、障害もった子どもたちの教育が愛知はとりわけ遅れている問題を申し上げました。

 「外交・安全保障について」は、民主党政権は、5月28日、地元合意もないにもかかわらず、「辺野古」、「徳之島」と明記をした「日米共同声明」を発表しました。結局、辺野古の美しい海のうえに私たちの税金でアメリカ軍の基地をつくるということを決めました。
 首相が、菅直人さんに代わりましたが、菅さんは、この日米合意を継承すると表明しています。顔が変わっても政治の中身が変わらなければ、意味がない、と申し上げました。
 そして、沖縄で犯罪を繰り返す米軍、イラクやアフガニスタンにいって何の罪もない子どもたちの命を奪った海兵隊の基地は、沖縄にも日本のどこにも必要ない、と申し上げました。

 哨戒艦沈没事件を受け、李明博(イ・ミョンバク)政権政権は、北朝鮮への独自制裁の実施や米韓合同軍事演習の強化などの措置を表明してきました。しかし統一地方選挙で韓国の国民の皆さんは、こうした対応に、「ノー」を突きつけられ、与党のハンナラ党は大敗しました。
 そうした韓国の実態も示しながら、平和的な解決をと申し上げました。

 最後の一分間スピーチでは、非正規ぎりの被害者が日本一の愛知から働く人たちの声をどうしても国会に届けたいことや、大企業の過剰な溜め込み金を働く人や中小企業に還元するルールをつくるために全力をつくすこと、長崎で被爆をした父の思いを引き継ぎ、憲法9条を本当に生かしていく決意を申し上げました。

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「公開討論会」はあと2回開催される予定です。是非お越し下さい。

◆2010年6月17日(木) 19時開会
◆蒲郡市民会館 中ホール
◆主催:東三河5JC広域問題研究会

◆2010年6月20日(日) 13時開会
◆津島市文化会館
◆主催:日本青年会議所東海地区愛知ブロック協議会
◆共催:リンカーン・フォーラム中部

 

 

 

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