6月2日、鳩山首相と小沢幹事長が辞意を表明しました。
総選挙での「政治を変えてほしい」という国民の皆さんの期待を決定的に裏切った普天間基地の問題、政治とお金の問題。国民の皆さんの失望、怒りの高まりによって、辞任せざるを得なくなったのだと思います。
同時に鳩山首相や小沢幹事長が辞任をしても、普天間基地の被害を沖縄の皆さんに押し付ける、徳之島の皆さんにも拡大するそうした日米合意を変える方針は民主党政権からはでないでしょう。
新しい首相になっても、政治の中身が変わらなければ、国民の皆さんの期待には応えることにならないと思います。
アメリカにはっきりとモノがいえない政治が変わらなければ、国民の期待に本当に応えることにはなりません。
沖縄の皆さんにとっての耐え難い基地の被害は、全国どこへ行っても耐え難い被害となります。耐え難い被害を移設先を探して拡大、拡散するのではなく、縮小していくことが今、必要なのではないでしょうか。
アメリカ軍が沖縄の皆さんの土地を不法に奪ってつくられた普天間基地は、無条件撤去があたりまえです。イラクやアフガニスタンにいって何の罪もない子どもたちの命を奪うような部隊は、沖縄にも日本にも必要ありません。アメリカ政府に普天間基地は無条件撤去とはっきり言うべきです。
こうした思いを緊急宣伝ではお話しました。八田ひろ子元参院議員、江上ひろゆき名古屋市議もお話しました。
鳩山首相が辞意を表明したことに栄を通りがかる皆さんも関心があるようで、チラシもよく受け取っていただけました。ある女性は、「首相が辞めたことは当然だと思うけど、年金や子どもたちのためにお金を使ってほしい。母子家庭で生活が大変。ぜひ、がんばって下さい」と激励してくれました。
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