2010年1月13日~16日 党大会に参加しました
1月13日から16日に開かれた日本共産党第25回党大会に参加しました。党大会は、日本共産党の活動方針を決め、中央委員会を選出する最高機関で、2年または3年に1回開かれます。綱領や規約も党大会で決めます。
今回も全国から約1000人が集まりました。国会議員も19歳の青年も女性も男性もみんな同じ権限をもって、同じ発言時間。大会決議と選挙によって人事などを決めました。
愛知から一緒に参加した20歳の学生さんは、大会に参加してこんな感想を寄せてくださいました。
「日本共産党に入って本当によかったです。代議員の皆さんの発言は、青年や国民の生活の困難に寄り添って、一つひとつ一緒に解決していく様子がよくわかりました。それも何か条件が整ったところではなく、何もないところから手探りで切り開いていく経過がよくわかりました。
また大会決議案が、全党の意見や疑問をすべて反映させて練り上げる様子がよくわかり、とても民主的な党だということも改めて実感できました。
参議院選挙は、“勝てたらいいなあ”と漠然と思って大会に来ましたが、今は、“ぜひ勝ちたいし、そのためにも自分もがんばりたい”と思います。」
彼女は、大学卒業時には、有利子の奨学金で645万円の借金を抱えて社会にでることになります。
19歳の京都の大学生の代議員も、高校と大学の奨学金で、大学卒業時には900万円を超える借金を抱え、将来、返していけるのか不安だと発言しました。
今、若い人は、世界一高い学費で苦しめられ、経済的理由で学業をあきらめる、夢をあきらめるケースもたくさんあります。
そして、いざ働くというときも、若い人の2人に1人は非正規雇用で、不安定で低賃金。
政治が、しっかりと対策をとれば解決できる問題です。
私は、若い人の期待に絶対に応えたい!そう強く思った党大会でした。
そして、来賓の皆さんのあいさつに、今、日本が直面している問題にたいして多くの方と共同しながら、力を合わせながら政治を変えていく展望が見える大会でした。
とりわけ、全国農業協同組合中央会(全中)の専務理事の方から紹介された会長あいさつは、そのことを実感するものでした。
「再生産可能な価格保障と所得補償、国境措置の維持・強化、日米FTA反対・食料主権の確立。こうした方向はわれわれのめざす方向とまったく同じであり心強い限りだ」
愛知県内でも幅広い皆さんと共同の輪を広げ、確実に政治を前にすすめたいと強く思いました。
総選挙で新しい歴史の扉を開いた今、私たちは、どこへ向かえば希望がひらけるのか、日本共産党は、この方針でがんばります、とみんなで決めた第25回大会決議をぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。
※決議などは、こちらからご覧下さい。
→http://www.jcp.or.jp/jcp/25th_taikai/index.html