もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

10月16日、台風19号で被害のあった静岡県小山町(おやまちょう)へ

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 10月16日、台風19号で被害のあった静岡県小山町(おやまちょう)へ島津ゆきひろ前衆議院議員と行きました。
髙畑博行小山町議に大変お世話になりました。

 お忙しいなか、池谷晴一小山町長はじめ職員の方々から状況とご要望を伺いました。

10月12日の雨量の累計は672mm。
足柄地区は814mm(民間気象データ)も降ったそうです。

そのなかで、富士山の宝永の大噴火で積もった火山灰が大量に町内あちこちに流入し、特別養護老人ホームや家屋が甚大な被害にあったり、
河川の護岸が壊れ、家屋の基礎がむき出しで危険な状況となったり、県営住宅も危険な状況となっています。

池谷町長は、2010年「台風9号で甚大な被害があり、激甚災害になったが、今回も局地的激甚災害に指定してほしい。国に柔軟な対応をするようにお願いしたい」と語られました。

現地も行かせていただきました。

【中島地区の山腹崩壊箇所】

小さな水路からものすごく大量の土砂が流入していました。
ご近所の方が、土砂出しに奮闘されていました。
町長のご自宅も被害にあわれていましたが、ご自分は最後でいいとおっしゃているそうです。

静岡県東部農林事務所の治山事業のところも設備が壊れ、施設の上流に土砂がつみあがっていました。すぐに対策を講じなければ二次災害が発生するのではと心配になりました。

【静岡県管理の鮎沢川の護岸が崩れたところに建つ県営住宅】

県営住宅が建つすぐ下の鮎沢川の護岸が壊れていました。
被害当日は、全員避難してもらっていたそうです。
今は、危険なときは川から一ブロック離れた別の棟の県営住宅の空き部屋に移動できるようにカギを渡して過ごしていただいているとのこと。

ここもすぐに復旧が必要です。

【土砂流入の住宅】

家の裏の丘のような場所から土砂が家のなかに流入し、子どもさんのご家族が住む家が被害に。一階のリビングの窓が全面に壊れていました。中の土砂を取り出していましたが、これから住宅の修繕が必要です。

小山町も災害救助法も被災者生活再建支援法がまだ適用されていません。

宅地に入った土砂を自費で業者を頼んで撤去していましたが、被災された方からお話を伺いましたが、「国や県の支援があれば、どうにか」とのことでした。

・環境省の災害廃棄物処理事業(廃掃法に基づく国庫補助)

・国交省の堆積土砂排除事業(都市災害復旧事業国庫補助金)

などが使えないのだろうか・・・。

【町管理の滝沢川の護岸が崩れ、住宅が危険に】

小山町管理の砂防指定河川・滝沢川の護岸は、あちこちで壊れていました。

護岸が崩れ、道路も陥没して車など通れない状況になっていました。

何軒かのお宅が護岸が壊れために基礎がむき出しになり危険な状況でした。

被災された方は、お知り合いのところで現在寝泊まりしているとのこと。

ここでも住宅修繕をする支援が必要です。

【特別養護老人ホーム「平成の杜」や住宅被害】

 土砂が大量に流入し、大きな被害を受けた特別養護老人ホーム「平成の杜」も行きました。

裏に土砂災害警戒区域があり、どう避難するかなど普段から避難訓練をしていたそうです。

 その日は、昼間のうちから老人ホームの方々は2階に避難していたそうですが、土砂災害警戒区域側とは違う場所の特別養護老人ホームの部分は一階で過ごしていたそうです。

 しかし、想定していた山とは別のところから水を含んだ大量の土砂が迫ってきました。

夜7時34分、職員の方が窓をみて、水と土砂が迫っているのを見つけ、即座に特別養護老人ホームの入所者の方々も二階に避難したそうです。

職員の方々のその場に応じた対応力、懸命な避難活動で一人も犠牲者はありませんでした。

避難した後、エレベーターが壊れ、危機一髪のところでした。

台風だったため、夜の時間も普段より多い9人の職員の方がいたので何とか避難できましたが、通常の夜勤体制ではとてもできなかったと施設長さんが語ってみえました。

1つの窓が壊れ、そこから大量の水と土砂が流入しました。

13日、14日には、消防のべ93人、自衛隊209人の土砂排出作業が行われ、建物の中から土砂はなくなりました。

しかし、建物の外には土砂がまだ大量にあり、汚れてしまった広い施設内をきれいにするために、まだまだ人手が必要です。

施設長さんは、テレビでも社会福祉協議会を通じてのボランティアの募集を語られたそうですが、とにかく人手がまだまだ必要なことを痛感しました。

最初の土日、休日は100人単位でボランティアさんがいたそうですが、平日には少なくなってしまったそうです。

他の福祉施設の方々も応援に来られていました。

特別養護老人ホームの入所者の方々は被災で「平成の杜」に住むことができないため、小山町内、御殿場市の施設、沼津市民病院に8施設に別れて今は避難暮らしをしてそうです。

2階に避難されている老人ホームの方々の食事も普段のようにはいかないとのお話を伺いました。

福祉避難所としての位置付けもあり、暖かい、栄養バランスも配慮されたメニューが出せるように公的に支援すべきです。

「平成の杜」のお隣の住宅も被害にあい、必死に土砂を排出していました。

ボランティアの方々も来られているそうですが、「個人では限界がある・・・」と嘆いてみえました。

ここでも、町の職員の方に

・環境省の災害廃棄物処理事業(廃掃法に基づく国庫補助)

・国交省の堆積土砂排除事業(都市災害復旧事業国庫補助金)

など使って、業者さんに依頼し、公費で撤去できるのではないかとお伝えしました。

被害にあわれた方々にとっては重大な被害です。
国は県と町と力を合わせ、平等に支援をするべきです‼️

大変ななか、お話を伺わせていただいた皆様、本当にありがとうございました。

その分、国政に反映できるように全力をあげます

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