もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【12・02・28】愛商連理事会の皆さんにごあいさつ

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  2月28日、愛知県商工団体連合会の理事会で参加された皆さんにごあいさつをさせていただきました。
 愛知県商工団体連合会の皆さんは、いつも中小業者のくらしと営業を守るためにがんばってみえます。下請け工賃の不払い、経営難、借金問題など命のかかった相談に懸命にのり、命を救う活動をあちこちでされています。そんな皆さんの活動に心からの敬意と感謝を申し上げました。
 とりわけ今、中小業者の皆さんにとって深刻なのは、消費税増税問題です。
 中小企業の皆さんからは、消費税を価格に転嫁できないという声がものすごく多く聞かれます。
志位和夫委員長は、予算委員会でこの問題を追及しましたが、政府は、“安心して転嫁していただけるようにする”と国会答弁しています。

 消費税導入から23年間、圧倒的不利な中小企業の立場から価格に転嫁できなかったものがどうして転嫁できるようになるのでしょうか?

 大手と価格競争をしなければいけない中小企業の小売店。売れなくなってしまうから商品の値段を上げられないのです。
 下請け工賃の支払いで見かけ上は消費税を組み込んでいるようにみえても、消費税導入のときその分下請け単価を下げられ、5%になったとき、その分だけ単価を切り下げられて、結局、消費税分は身を削って必死にやっているのです。
 生命保険の解約、貯金を取り崩し、社長の給与ゼロ、家族の給与ゼロ・・・。
 これ以上消費税が増税されれば、ますます町工場がなくなってしまう、商店がなくなってしまう、こういう事態になってしまうのではないでしょうか。
 日本の雇用の7割を占める中小企業は、日本経済の根幹です。根幹を掘り崩すような消費税増税は絶対に許されません。
 
 愛商連会長の大田よしろうさんにもパネラーになっていただいている3月3日の「社会保障と税の一体改革を考えるシンポジウム」のご案内や「消費税大増税ストップ!社会保障充実、財政危機打開の提言」をもって訪問させていただいた愛知県内の経済団体、中小企業関連団体の皆さんの声も紹介させていただきました。

 中小業者の皆さんと力を合わせて、なんとしても悪政をくいとめなければなりません。絶対にがんばりたいと思います。

 愛商連の皆さん、本当にありがとうございました。

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