もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
国会質問

質問日:2021年 4月 12日 第204国会 決算行政監視委員会

決算行政監視委員会で討論をおこないました

議事録

204-衆-決算行政監視委員会-1号 2021年4月12日

○本村委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一六年度、二〇一七年度国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、それ以外は反対、また、同議決案に反対の討論を行います。
 本決算は、森友学園への国有地売却と加計学園の獣医学部開設に対する安倍政権の関与を含みます。
 会計検査院が二〇一七年十一月に公表した森友問題に関する報告書は、検査院が財務省と国土交通省による文言調整要求を受け入れ、ごみ撤去費用の試算がごみ埋蔵量トン数での表示となり、大問題になりました。
 また、会計検査院は、二〇一七年当時、財務省の森友学園決裁文書の真正性について検証していません。森友学園の決裁文書を改ざんさせられて自死に追い込まれた元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんが残した改ざん経過を記録したファイルの存在も現在明らかになっています。
 会計検査院は、森友学園に関する再検査を行うことを強く求めます。
 二〇一七年度決算は、国民の会計検査院に対する信頼を大きく損ね、憲法が規定する検査院の独立性をも脅かした重大行為を引き起こした問題を含んでおり、到底是認できません。
 安倍元総理が桜を見る会を私物化する過程は、国会の責任で全容を解明するべきです。桜を見る会の前日の夜の懇親会の費用は、八百万円以上を安倍氏側が負担していたことが明らかになり、東京地検特捜部は、懇親会を主催した政治団体安倍晋三後援会の代表だった元公設第一秘書を、懇親会の収支を報告書に記載していなかった政治資金規正法違反の罪で略式起訴し、昨年十二月、罰金百万円の略式命令を受けています。
 我が党を含む野党が求めた総理枠のリストを含む全資料の国会提出、この問題に関する安倍元総理、安倍昭恵氏等の関係者の証人喚問を求めます。
 第二に、安倍政権は、社会保障費の自然増分を三年間で一・五兆円も抑え込む方針の下、二〇一六年秋の概算要求で六千四百億円の自然増を四千九百九十七億円も削減し、二〇一七年度も削減路線を続けています。さらに、協会けんぽ国庫補助三百二十一億円減も含めた千四百億円もの削減を国民に押しつけました。最低賃金引上げの抜本策もありません。
 第三に、軍事費の決算額五兆二千七百四十二億円は、最高額を五年連続更新する大軍拡です。また、経済成長力を口実に、JR東海のリニア新幹線全線開通を前倒しするため三兆円の財政投融資や、総事業費一兆五千九百七十五億円の東京外郭環状道路建設を含む大企業優遇も推進しています。
 以上を指摘し、反対討論といたします。(拍手)

すべて表示

© 2010 - 2021 もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)