8月22日、桑名の教育学校を考える会の皆様、 たやなおみ桑名市議とともに桑名市(三重県)が進めようとしている乱暴な小中学校再編計画に関し、文部科学省、こども家庭庁からの聞き取りを行いました。
桑名市は、 市内全て(小学校32校、中学校9校)の小中学校を、7校の小中一貫義務教育学校にするとしています。 2025年3月21日に発表した、 「桑名市小中学校再編計画」とその進め方に 対し、多くの市民から不安と不満の声が上がっています。
桑名市の皆様からは、桑名市が計画策定に市民の合意は必要ないと強弁している問題や義務教育学校については何も知らされないまま子どもたちへのアンケートがとられたこと、子どもも含めて小学校単位で説明会を開くべきとのご要望など話されました。
和光大学の山本由美先生が指摘されるように
つくば市では、「つくば市の小中一貫教育の成果と課題ーーー調査報告書」の調査を受けて、小中一貫の大規模な義務教育学校では、さまざまな問題が明らかになり、もう義務教育学校はもう作らないという決断をしたそうです。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/…/group/155/shuchuikkan.pdf
そうした弊害を見ないで、強行するのはおかしいとの声が出されました。
強引なやり方は、子どもたちを傷つけるだけです。
子どもたち、保護者、教職員、地域の方々への丁寧な説明、小学校単位での説明や、 多度学園の検証、十分な説明と住民の合意を図ることなど丁寧さが必要です。
