
学校給食無償化を求める愛知県民の会の皆様の学習交流会で国会報告しました。
『世界の学校給食・食育の歴史』のご著書もある新村洋史名古屋芸術大学名誉教授が代表あいさつされました。
親子で参加してくださる方々もおられました。
1951年3月19日、参議院文部委員会で、日本共産党の岩間正男参議院議員の質問に当時の辻田力文部省初等教育局長が義務教育の無償の中身について「現在は授業料でございますが、そのほかに教科書とそれから学用品、学校給食費というふうな、なおできれば交通費というふうなことも考えておりますが」と答弁をしてからだいぶ経ちました。
この間、日本共産党の地方議員の皆様や吉良よし子参議院議員が先頭に立って給食無償化を目指して論戦をしてきました。私も国会質問しています。
やっと自民・公明・維新の3党合意で、2026年度から「・まずは小学校を念頭に、地方の実情等を踏まえ、令和8年度に実現する。・その上で、中学校への拡大についても、できる限り速やかに実現する」と明記されました。
本当に全員分、財源をちゃんと確保してくれるのだろうか・・・まさか大学学費負担軽減と同じように多子世帯に限るなんてことないだろうか・・・不登校の子やアレルギー対応で給食を食べていない子などの分までしっかりと保障するのか、いろいろ疑問がわきます。しかもこの3党合意には4兆円の医療費削減も入っているし、大軍拡=武器の爆買いや半導体メーカーへの大盤振る舞いなど絶対に認められない今年度予算を日本維新の会が賛成するための合意でした。
参議院選挙で、小学校、中学校、すべての子どもたちに給食無償化が実現するよう皆様と力を合わせてまいります。
6月の骨太方針に給食無償化予算の確保、全員分の財源確保を盛り込ませ、来年度予算で少なくとも小学生全員、給食費無償化を実現させましょう!
そして、中学校も一刻も早く全員無料を実現させましょう!
皆様、本当にありがとうございました




