もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

「男女共同参画基本計画関係予算②(男女共同参画社会の形成に効果を及ぼす施策・事業)」

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2024年度「男女共同参画基本計画関係予算②(男女共同参画社会の形成に効果を及ぼす施策・事業)」が約10兆円以上となっていますが、けっして女性だけが優遇される予算ではなく、性別に関係なく使える制度の予算だということをご理解ください。
 
この「男女共同参画基本計画関係予算②(男女共同参画社会の形成に効果を及ぼす施策・事業)」の中で額が大きいものは、
学生さんのための給付奨学金、年金生活者支援給付金、介護、障がい福祉、児童手当、保育無償化などです。
 
項目だては、男女共同参画基本計画の項目ごとの施策らしいのですが、性別に関係なく使える制度がほとんどです。
この数字が男女を分断する数字にならないようにもっと丁寧に書いてほしいと内閣府男女共同参画局にはお願いしました。
内閣府男女共同参画局の予算はものすごく少なく、
DV被害者支援や性暴力被害者支援を担ってくださっている皆様が非正規で低賃金、不安定です。
困難女性支援法もまだまだ地域では進んでいないのが現実です。
厚生労働省の雇用環境・均等局の職員数も少なく悲鳴が上がっています。
生理の貧困ももっと位置付けるべきですが、生理用品が置かれているトイレはごくごく少数です。
ジェンダー平等に必要な予算は、みんなが暴力にさらされることなく、平等に尊厳を持って安心して生きられるための予算ですので、増やすべきです。
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