「訪問ヘルパーがいなくなる!」この危機感をみんなで共有しなければならないと思っています。
今朝のNHK「あさイチ」では「『ヘルパーさんが来てくれなくて困っている』との声、たくさん届いています」との報道がありました。
今年4月から訪問介護の基本報酬が約3%のマイナスになり、訪問介護の現場はますます厳しくなっています。
番組では、
東京都世田谷区の訪問事業者の社長さんが、
「今年4月の介護報酬の改定で経営が苦しくなった」
「とても厳しい。今までやってきたことが認められないのかな。憤りすらみんな感じていますね。ここまで頑張ってきたのに報酬を下げられるわけですから」と語っておられました。
ヘルパーさんも不足しています。83歳の方にもヘルパーさんとして働いていただいているそうです。
地域で介護を支えてくださている皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
物価高騰の中、基本報酬引き下げ。
安心できない、希望が持てない、こうした介護政策しかできない自民党政治は終わらせるしかありません。
本当は、日本には社会保障をよくする力があります。
写真は、障がいがある方や高齢の方々を30年以上支援し続けてきた小島美里さんのご著書『訪問ヘルパーがいなくなる−在宅介護の終わりの始まり−』の表紙です。前書きに、よくお会いする愛知の榑松佐一さん(COOP愛知職員)の資料を元に図表を作られたとあり、びっくりしました。
小島さんのご著書は、看護師の経験を持つ倉林明子参議院議員がくださいました。深謝