「2024年 あいち・平和のための戦争展」＠市民ギャラリー矢田（ナゴヤドーム北）に行きました。企画、準備に携わっておられる皆様に心から敬意と感謝を申し上げます。
愛知県原水爆被災者の会（愛友会）の理事長で、生後9カ月のときに広島市で被爆した金本弘さんとご家族の被爆体験も聴くことができました。
被爆によって傷つけられたお姉様の青春。かけがえのない人生を壊す核兵器をなくすために、被爆80周年となる2025年に核兵器禁止条約の批准に向けた前進をどうしてもつくりたいとの金本さんの強い思いが伝わってきました。
みんなで相当の気合いを入れて取り組みたいです。
「名古屋空襲」展でもお話を聴くことができました。
今年4月1日、「なごや平和の日」（5月14日）が制定されました。
「名古屋空襲慰霊の日」制定を求める請願を行った高校生たちなど市民の皆様が、悲惨な戦争の体験・記憶を語り継ぎ、平和の尊さを未来へつないでいきたいとの思いから制定されたものです。
「なごや平和の日」制定もあり、改めて名古屋空襲はどのようなものだったのか、「悲惨な戦争を繰り返すことなく、平和な世界を築いていくためにも、戦争の歴史に真摯に向き合っていく」展示が充実していました。
未成年の女性はじめ沖縄の方々に対する在日米軍兵士等による性暴力、沖縄の方々が拒否してもなお強行する辺野古新基地、部隊強化、ロシアによるウクライナの侵略、イスラエルによるガザ攻撃、愛知における三菱重工など大軍拡のための生産拠点、殺傷能力のある武器輸出に関わる研究開発、生産の拠点など愛知に関わる問題が、さまざまな展示されており、ものすごく見応えがあります。
平和のことを調べたいとの高校生も来ておられました。若い世代に平和への思いを引き継いでいくことは、本当に大切ですね。
是非是非お出かけいただきたいです
温かな皆様、本当にありがとうございました
