もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

石川県第32回災害対策本部員会議

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石川県、日本赤十字石川県支部、石川県共同募金会で受け付けられた額は 169億2559万956円(1月30日時点)
「被災者の皆さんにいち早くお届けするため明日、被災市町や有識者、関係団体等で構成する配分委員会を開催します」
(1月31日災害対策本部員会議での知事の発言)
被災者の人数が多いため、さらなる義援金・募金が必要だと思います。
 
 
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1月31日16時〜石川県第32回災害対策本部員会議での、被災自治体の市長さん、町長さんの発言要旨をご紹介します。
 
🔷輪島市長 発言要旨
・感謝
・1.5次、2次避難について待機者があと残り300人を切る292人となった。引き続きのマッチングをよろしくお願いしたい。
・建物被害認定調査はようやく約4000棟まで進んできた。
・ライフラインについては、とりわけ水道について通水が563戸とまだ5%程度でちょっと苦戦をしている。
・道路の通行に支障がある倒壊家屋の除去については、本日より開始。
・「災害ごみ」の回収については、一部地域で2月1日より開始。
・輪島市からのお願いは、引き続き応急仮設住宅の建設の推進をよろしくお願い申し上げる。
 
1月31日16時〜石川県第32回災害対策本部員会議
🔷珠洲市長 発言要旨
・発災から1月。感謝
・2月1日から震災がれきの仮置き場を設けて受け入れを始めていく。
・ボランティアの受け入れについても2月3日から。県社協、その他の連携をお願いしたい。
・今後、インフラの復旧も本格化していくということになると、多くの関係の作業に携わる方々がお越しになる。その際の宿泊場所の問題。民宿等は今営業していない。被災していない公の施設を活用したいが、そうした公の施設はほぼ避難施設として今使用している。場合によっては、どこか拠点となる場所を用意をする、仮設で用意するということも含めて、県の施設も含めて、いろいろとご検討いただきたい。何卒今後に向けてよろしくお願いしたい。
 
1月31日16時〜石川県第32回災害対策本部員会議
🔷穴水町長 発言要旨
・避難者数は936名、避難所数は31カ所。
・LINEおよび電話による避難者登録については昨日現在で436名、うち県外が45名。
・1.5次、2次避難については希望者98名のうち避難者の数は95名。
・福祉施設からの避難者数は79名。
・水道の復旧について上水道契約戸数の復旧率は42%、地区管理の水道については復旧率は17%。地区管理の水道については、それぞれの地区について調査が終了し、明日以降復旧作業を進める予定。
・仮設住宅の申込状況については480件。本日が申込の締切日。
・罹災証明に係る住家被害認定調査2,305件が終了。進捗率は38.4%、うち52%が半壊以上の認定。
・罹災証明書の発行件数は420件。
・ケーブルテレビについて、来週、由比ヶ丘地区の断線した光ケーブルの仮付設に取り掛かり、来週中に復旧を目指していく。
・本日、議会全員協議会を開催し、議員の皆様と現在の状況について共有。
伺ったご意見の中には、仮設住宅建設の予定を早急に示してほしい、建物の公費解体のスケジュールを示してほしい、罹災証明書の発行を早くしてほしい。住家被害認定結果へのご不満など様々なご指摘をいただいた。町としては、町民の声を真摯に受け止め、今後の被災者支援につなげてまいりたい。引き続きご支援を。
・感謝
 
1月31日16時〜石川県第32回災害対策本部員会議
🔷能登町長 発言要旨
・感謝
・避難者数957名、前日から21名減少。
・断水の解消は累計1229戸。復旧率約20%。徐々に進んでいるが、一層の加速化が必要。
・応急仮設住宅について、当町で申し込み件数は約500件。現時点で98戸について県の方で完成見込みをお示しいただいた。ただ、まだまだ数が足りない。町民の皆様から非常に関心が極めて高く、日々様々なお声が寄せられているところ。一日でも早く、速やかに調査に入っていただくとともに、仮設住宅の見通しについて早期にお知らせをいただくよう、何卒よろしくお願い申し上げる。
 
1月31日16時〜石川県第32回災害対策本部員会議
🔷七尾市長 発言要旨
・発災から約1ヶ月、色々と感謝
・避難所24カ所、自主避難所12カ所、今現在避難されている方は1172名。
・2次避難希望者数が前回より58名増えまして 368名、うち296名の方が避難済み
・上水道の通水の状況、前回より340件増えまして6616件、率にして31.2%ということで、3割以上1月中に通水することができた。
・罹災証明の状況、申請件数が11184件、実地調査を行っているのが2,305件。昨日までに証明書の発行が277件。
・仮設住宅、アンケートをとり、希望者は530世帯、市営住宅が22件、定住促進が73件、合わせて95件。仮設住宅、今着手済みの件数が180戸。今後あと270戸お願いしたい。
・学校関係、本日より全ての小中学校で登校が開始。
・災害ボランティア、1月27日から20名体制でお願いしている。今度、2月3日からはその倍の40名。2月に明日から入るが、少しずつ復旧の兆しが見えてきたのかなと考えている。
 
1月31日16時〜石川県第32回災害対策本部員会議
🔷志賀町長 発言要旨
・感謝
・本日、仮設住宅65戸の着工。明日から12戸分着工が始まる。
・先ほど環境省さんから「災害ごみ」に関しての専門部署等への人的支援を進めていただいているとの話に感謝。
・避難所について現在31箇所957名で減少傾向続いている。避難所について、避難している方々の負担とならないように十分配慮した上で、徐々に避難所の再編・集約進めていきたい。
・罹災証明書については一昨日から17班51名体制で現在2882棟の一次調査を完了。想定した数に対して2 3%の進捗。
・断水の状況、現在5,060戸の上水道の通水が完了で57.5%の通水。引き続き頑張っていきたい。
・仮設住宅ですが、引き続き候補地を選定、県の方に提示していきたいので、よろしくお願いする。
・現在、「災害ごみ」の仮置き場については町内2箇所、推定値でこれまで推計841トン分の「ごみ」が出ている。人員配置をしている関係で、今のところ混乱なくできている。
・最後に要望事項。現在、地元の区長の皆さんには、発災以来、避難所の運営や地域の実情の把握、避難者のニーズのくみ取りなど行政だけでは目が届かないところのフォローやバックアップをいただいている。その区長の皆様からの要望として、地域コミュニティ活動の場所として、またこのような災害避難所として地域に必要不可欠な集会所や公民館が数多く被災した。本来ならそれぞれの自治体がすべきかと思うが、被害が広域に及ぶ上に被害数が甚大であるため、補修や修繕などに県や国からの支援をお願いしたい。
 
 
 
 
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