もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

一般社団法人Springの皆様と

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一般社団法人Springの皆様と「不同意性交等罪」はじめ、同意の有無を中核的な要件とした刑法・性犯罪法改正法律案が成立したことを喜びあいました✨✨✨
 
この法改正にあたってのSpringの皆様が果たしてこられた役割は、本当に本当に大きなものがあります。
検討会、法制審議会性犯罪部会が始まる前から、2017年法改正で積み残された問題など被害当事者に寄り添った法改正の必要性を国会に何度も何度も来られ、要請行動や集会開催など私たち国会議員に伝えてくださいました。
 
2020年2月25日の衆議院予算委員会分科会では、
性暴力被害当事者が、警察、検察、裁判のそれぞれで困難があり、なんとかたどり着いた裁判でも名古屋地裁岡崎支部のように加害者側(性虐待を行っていた実父)に「無罪」判決が出てしまうような被害当事者にとって高いハードルがあることを批判し、刑法改正を求めました。
その時にSpringの皆様が検討会、法制審議会に被害当事者や支援団体代表、被害者の実態を熟知する研究者・専門家にするように求めていることをお示し、法務大臣に実現を求めました。
 
当時の法務大臣は、「被害者や支援に関わる研究者、専門家等の意見を幅広く聞く体制で進めたい」と答弁し、実際に検討会、法制審部会に被害当事者の方々が入り、議論を積み重ねてくださいました。
 
議事録を読むたびに全身全霊をかけた懸命なご努力に接し、涙がにじんできました。その検討会、法制審部会の議論もSpringの皆様全体で引っ張ってくださいました。
 
今回の懇談で、罪名が「不同意性交等罪」と変わったとのお知らせに接した時に、涙が溢れたととおっしゃっておられましたが、この前進は、被害当事者の皆様のご尽力があってのもので、心から敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
 
引き続き、附則に盛り込まれた5年後の見直し、被害者の実情に寄り添った公訴時効見直しなどのために実効ある実態調査を行わせること、YES MEANS YES型へと前に進めるために力を合わせていきたいと思います。
 
わざわざ国会まで来ていただき、素敵な記念色紙をいただき、本当にありがとうございました🙇🙇🙇
 
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