台風15号の影響で、静岡県浜松市では、土砂災害で負傷者、住宅全壊や浸水被害(床上浸水63棟、床上浸水1633棟〈静岡県26日12時現在〉が出ています。
ひらが高成県議予定候補、酒井とよみ浜松市議とともに広域に被害のあった静岡県浜松市天竜区と東区に行き、被災者の方々へお見舞いとご要望を伺いました。
天竜区緑恵台では、土砂崩れで住宅3棟が巻き込まれ、子どもを含む住民の方々は奇跡的に救助されましたが、中等症などの負傷者が出ました。違法な盛り土だったのではないかとの疑いが出ています。
酒井市議は、「昔の地形を知っている人からの話では、昔は田んぼがあった地域で、合併前後で土砂の廃棄が始まったのではないか」と語りました。
旧二俣高校の周辺では、橋に流木がかかり、水の流れをせき止め溢水し、地域の住宅が床上、床下浸水の被害にあいました。
被災者からは、「ボランティアの人や支援があれば助かる。被災した地域の人は、泥だしなどの作業で疲れ切っているので、ボランティアの人が来てくれれば助かる」、「地域のみんなの車が水没してしまった。車がないと移動できない地域。代車を頼んでもどこも手配できない。広域で対策をうってほしい。」「罹災証明書の申請も車がないと行けない。出張所など作ってほしい。」との要望が出されました。
酒井市議は、すぐに浜松市社会福祉協議会天竜地区センターに連絡し、ボランティアセンターからの人の増員を求めました。
私は、内閣府防災、国土交通省自動車局整備課などに連絡し、車しか交通手段がない地域の代車の広域手配などを要請しました。
天竜区長には、ボランティア募集の広報を強め、ボランティア増員、代車、自転車の手配、罹災証明書の申請含め相談できる出張所の開設、被災者向けに空いている市営住宅を利用できるようにすることなど要請しました。
浸水被害のあった天竜高等学校の校長先生からは、休校して復旧作業を行っていること、工作機器のモーターなどが水没し、多くの被害が出ていることなど語られ、学校が被災前のように再開できるだろうかと不安の声が出されました。
浜松市東区では、安間川(静岡県管理)からの溢水で浸水被害にあった地域の方からご要望を伺いました。
ひらがさんは「市議団、国会議員団と力を合わせ、被災者の方々のご要望を国、県、市に届けるために努力をしていきたい。安間川の水害は遊水池をつくり排水ポンプを4基設置しても水害は防げませんでした。県は大型野球場建設ではなく、安間川の抜本的改修こそ必要だと痛感しました」と語りました。