2022あいち・平和のための戦争展に行きました。
山本亮介豊山町議にお会いしたので、写真をパチリ。
山本シモ子刈谷市議、太田ゆきえ津島市議、くれまつ順子前名古屋市議、石原愛子さんにもお会いしました。
【演劇「ほうせん花 2022 朝鮮女子勤労挺身隊〜つなぐ・・・記憶と継承」のプレ企画】
会場につくとすぐに、1944年の戦争時に朝鮮半島から「日本へ行けば女学校に行ける」「働いてお金がもらえる」と騙されて三菱重工名古屋航空製作所に連れてこられ過酷の労働を強いられた小学校6年生の子など被害に遭われた方々を描く演劇「ほうせん花 2022 朝鮮女子勤労挺身隊〜つなぐ・・・記憶と継承」のプレ企画に参加。
9月10日(土)14時〜
9月11日(日)11時〜、15時〜
@名古屋市公会堂大ホール
で本番がありますが、これは観に行かなくては!と思わせる企画でした。
早速チケットも購入しました。
【防衛ジャーナリスト半田滋さん講演会「どこまで軍事大国化する?日本」】
ロシアによるウクライナへの侵略、台湾をめぐるアメリカ、中国、日本の関係について、詳しくわかりやすくお話をしてくださいました。
アメリカが「台湾有事」に関われば、沖縄などにある米軍基地が攻撃され、日本有事に発展するリスク、安倍政権が強行した安保法制によって「密接な関係にある他国」に該当するアメリカが中国と戦争することで、同法に基づく対米支援が行われ、中国からの攻撃を呼び込んで日本有事に発展するリスクなどについても語られました。
対立している当事国間だけでない多国間の話し合いの枠組みをつくるため、日本が役割を果たす必要性などもお話くださいました。
【座談会「女性と戦争ー子どもを戦場に送らせないー9条を守る日本を」に参加】
中学生、小学生のお母様でもある佐々木ゆかり新婦人愛知県本部会長、憲法学者の長峯信彦愛知大学教授、戦争時、旧満州に住み、敗戦後、引き揚げてこられた須田雅子さんとともに私もお話しました。水野磯子元新婦人愛知県本部会長がコーディネーターを務めました。
佐々木ゆかりさんは、子育てを通じて感じていること、一人一人を尊重することの大切さ、戦場に送らせない決意を語られました。
長峯先生は、人にとって「命」と「心」と「性」とは、私たちの「個人の尊厳」を構成するトライアングルのようなもので、この3つも分かちがたく結びついていること、戦争と国家権力がワンセットで作動するとき、そこは個人の尊厳を蹂躙するような行為が、組織的・全体主義的に行われる危険性が常に発生しがちではないか。いわゆる「慰安婦」問題は、その象徴的な事例であって、この問題は今なお、全世界の人々に突きつけられている問題と語られました。
須田さんは、そもそも満州に渡った背景には、貧困の問題があったこと、結局、国によって騙され捨てられた、まさに棄民であったこと、戦争が始まる前に 教育が変えられることにも注意を向けないといけないこと、戦争は人間が始めるものであり、止めることができるのも人間であると強調されました。
私は、自衛隊の中の性暴力、セクシュアルハラスメントの被害の実態をお話し、被害当事者の方が、「訓練では泣きながら逃れることができたが、戦場にいけば逃げられない」 との言葉の重み、戦場に送ってはいけないし、日頃から暴力、性暴力をなくし、戦争をなくすために全力をあげる決意を申し上げました。
コロナの関係で、登壇できない方などもみえましたが、原水爆禁止世界大会に参加された子どもさんを含めた皆様も発言されました。その子どもさんは、「被爆された方々がかわいそう」と広島の原爆資料館に2日間行きたがったそうです。本当にすごいですね。愛知の小学生の方が、広島の世界大会で、日本には非核三原則があることは知っていたけれど、核兵器禁止条約に参加していないことを初めて知り、どうしてアメリアに擦り寄っているのか疑問を持ったこと、友達にも伝えたいと語り、大きな拍手があったことも報告されました。
お昼も食べる時間もないくらいぎっしり濃密な時間でした。
大活躍の弁護士の先生が、「良いダイエットになりますね」と楽観的に語っておられたのに感心しました(笑)
皆様、本当にありがとうございました