“戦争は人の心壊す” 「平和憲法を守ってほしい」の声
憲法共同センターの皆様と1月12日、東京・新宿駅西口で年明け初めての「9の日」宣伝・署名活動に参加し、「憲法改悪を許さない全国署名」を呼びかけました。
全国革新懇の小田川義和代表世話人は、敵基地攻撃能力保有の検討など岸田内閣が歴代内閣の憲法解釈を独断で変更する姿勢を示していると指摘。「岸田内閣は憲法、民主主義の破壊を進めています。改憲策動にブレーキをかけるために私たちの声を大きくしていくしかありません」と訴えました。
全日本民医連の木下興事務局次長は「コロナ感染が拡大し緊急事態宣言に至ったのは、保健医療を軽視した政府の失策によるものです。コロナを口実に憲法を変えようという企ては、火事場の泥棒ともいうべき暴挙です」と批判しました。
署名に応じた方からは、日本が侵略した中国東北部(満州)から帰ったと語り「戦争は人間の心を破壊してしまいます。軍事力では何も幸せになりません。戦争せずにきたのは平和憲法があったからです。憲法を守ってほしい」と語られました。
別の方は、改憲に前のめりな政府に「第2次世界大戦前と似ている。戦争に向かっていると感じる。さきの戦争中米軍の爆撃機・B29に爆撃された。二度とこのような経験をしたくない」と署名しました。
戦争を体験された方々からの重いお言葉。
しっかりと受けとめ、引き継いでいかなければと痛感しています。
皆様、本当にありがとうございました