9月13日、愛知県労働組合連合(愛労連)の西尾美沙子議長と竹内創事務局長より「国民のいのちを守るためのお願い」の文書を受け取り、懇談しました。
来たる総選挙の公約・マニフェストに次の項目を掲げ、国会で尽力することを求められています。
①保健所の拡充設置と、医師・看護師・介護職・保健師等の増員について、政府にその必要性を認めさせ、拡充・増員計画を示させること。
②公立・公的病院の再編統合「再検証リスト」を撤回し、新たなウイルス感染症や大規模災害に対応する病床の設置と、その大半を担う公立・公的病院の拡充計画を示させること。
もちろん、大賛成ですし、選挙でも訴えていきたいです。
そして、労働者・労働組合の駆け込み寺としての機能をちゃんと果たす愛知県労働委員会(労働委員会については後述)にするためにも、大村愛知県知事の公平・中立な委員の任命を求めていることなどもお話してくださいました。
会社が労働組合や労働組合員などに嫌がらせをするケースも少なくありません。そうした時に是正や誠実な対応を会社に求めて役割を果たすのが労働委員会です。それが、機能不全に陥っている愛知県・・・。それだけ理不尽な思いをする労働者が増えるということで、看過できません。
愛労連の皆様、名古屋ふれあいユニオンの皆様、東海労働弁護団の皆様は、
①公益委員に専門家である労働法学者や労働法の知識を有する弁護士を入れること。
②公労使すべての委員で女性を4割以上(3人以上)にすること。
③労働者委員について公平中立な選任をし、非連合系の委員も任命すること。
④労働者の実態に合わせた労働者委員構成となる選任を行うこと。
(1)非正規労働者を代表する委員を選任すること。
(2)医療・福祉分野の委員を選任すること。
を求めておられます。
めちゃくちゃ大事な問題です。
声を一緒に広げていきたいです。
FBのお友達の皆様のご支援をよろしくお願いいたします!!!
お忙しい中、貴重なお話を本当にありがとうございました!!!
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※労働委員会の機能
労働委員会では、労働組合法及び労働関係調整法等に基づき、労働組合と使用者との間の集団的労使紛争を簡易迅速にかつ的確に解決するため、次のような事務を行っています。
[1]労働争議の調整(あっせん、調停及び仲裁)
[2]不当労働行為事件の審査
[3]労働組合の資格審査
また、労働委員会では、個別労働紛争解決のあっせんも行っています(東京都、兵庫県、福岡県を除く、44労働委員会)。中央労働委員会では、労働委員会への助言等を行っています。