2月5日、超党派「若者政策推進議員連盟」第15回総会に参加しました。
文教大学の両角(もろずみ)達平先生から
「若者の投票率~若者の投票率85%のスウェーデンの若者政策と若者協議会」というテーマで、
国立国会図書館から
「若者の政策形成過程への参画」というテーマで、
お話を伺い、参加された高校生はじめ若者含めて意見交換。
両角先生からまとめの発言として、
年長者が最高のものをつくりあげて若者に与えるというトップダウンの発想ではなく、
若者にパワー(政策決定の権限、場所、予算など)を与えることの重要性が語られました。
欧州委員会が考える、若者の社会参加が必要だと考える理由も大変興味深かったです。
「
1、 基本的人権だから
2、 子ども・若者が排除されなくなるから
3、 若者が生きる力や能力を高め、自信が持てるようになり価値観や規範意識、抱負を抱くようになる
4、 政策、公共サービス、実践の質が向上するから
5、 積極的な市民になるためには、訓練が必要だから
欧州議会の提言によると、家庭、学校、職場、余暇活動、若者の活動で、民主主義を教えることを怠ると、若者は政治に対してひがみっぽくなり、投票率は下がり、政治家、政党、政治的な若者団体への不信感が募る。さらに研究によると、市民教育の経験がない若者は、同調圧力により極端な施行に陥り、暴力的な政治活動をしやすくなる
(A European framework for
youth policy.
Council of Europe,2002) 」