バックアップデータも示さず病院の再編統合リストを出す
厚生労働省への不信感 岐阜県は戸惑い
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12月27日、岐阜県庁へ行きました。
厚生労働省が発表した公立・公的病院の再編・統合リストに県内9つの病院が挙げられた問題や地域医療構想などについて聞き取りを行いました。
中川ゆう子岐阜県議、井深正美岐阜市議、森下ますみ岐阜市議、中田としや大垣市議、木下りつ子中津川市議、舘林辰郎瑞浪市議、水野功教恵那市議、ながやてる子各務原市議、福井かずのり山県市議、野田勝彦郡上市議、中島しんご下呂市議、山本博幸県常任委員とともに参加しました。
公立・公的病院名リストを公表されたことについて県は「都道府県を通り越して発表されたことで戸惑いがある。バックデータを提示してもらわないと議論ができない。早急にデータを提示するよう国に要請している」と答えました。
医師不足による医師確保の取り組みについて県は「岐阜大学医学部『地域枠』を設定し、修学資金の貸し付けや医師育成のキャリア支援などに力を入れている。医師偏在への対応、医師の勤務環境の整備などを行っている」と回答。
地域医療介護総合確保基金の医療従事者の確保・養成分が増えれば、へき地の医師への報酬アップに使うことができるなど財政支援強化への要望や、「地域枠」削減はやめてほしいなどの要望も出されました。