もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

全国町村長大会に参加しました!

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全国町村長大会に参加しました!(NHKホール)

 全国町村長の皆様方は、総務省の研究会が「自治体戦略2040構想」で打ち出した圏域行政の法制化について、
「広域行政は、既に一部事務組合や広域連合、事務委託や定住自立圏等多くの選択肢があるにもかかわらず、我々が納得できる十分な検証が行われないまま、新たな圏域行政の法制度化が行われるならば、屋上屋を重ねるだけでなく、町村の自治権を大きく損なうものである。
 我々全国の町村は、このような圏域行政の推進に断固反対する。」
との述べられていますが、ご見識はまったくその通りだと思います。
 その他にも一致する政策項目が多くあります。町村の皆様が自主的・自立的に様々な施策を個性豊かに展開できるように財政基盤の強化、農林水産業の振興など力を合わせていきたいと強く思います。
 
 安倍首相も来ていました。
 衆参予算委員会にもぜひ来て、論戦してほしいです。
 
 総務大臣の挨拶の中で、注目したのは、長野県塩尻市の鳥獣被害対策の取り組みです。

 水田周辺に、獣検知センサーや罠捕獲センサーを設置し、検知情報を地元農家や猟友会にメールで配信し、鳥獣の迅速な追い払いや捕獲等をしているそうで、耕作面積の8割以上に及んでいた鳥獣被害が2年間で0となり、稲作収入の増大したそうです(354万円→2,362万円)。
 ぜひ現地調査し、良いものであれば、全国展開していきたいと思いました。

 また、来年度予算案についても言及がありました。
 お年寄りなどのゴミ出し支援をした自治体に対し、来年度から特別交付税で措置する考えのようです。これまでも地方議員の皆様の質問で実現した自治体はありますが、さらに力を合わせ、ぜひとも各自治体でできるように特別交付税を活用していきたいですね。

 地方自治体管理河川の維持管理や戸別防災無線受信機の配置についても財政措置を拡大していく方向性を示しました。

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