えぇっ!リニアの汚染残土を愛知県の三河湾の埋め立てに使う?????
写真は、9月20日に調査に行った岐阜県瑞浪市のリニア日吉トンネル南垣外工区のトンネル残土を運ぶ2キロにわたるベルトコンベアー。
日吉トンネルからは、土壌汚染対策法(土対法)の基準を超えるヒ素やフッ素を含む汚染土がこれまでに約60回発生しています。(4月2日付「しんぶん赤旗」)
また、残土から複数回、放射性物質である微量のウランが検出されていたことが分かりました。
この地域には日本最大のウラン鉱床が広がっています。
※写真3枚目は、日吉トンネルからでた汚染土(=要対策土=「区分土」)が山積みされた瑞浪市のクリーンセンター横)
※微量のウランを含んだ残土は、どう扱われているかが不明。
この汚染土を三河湾(豊橋市)に持っていくかもしれないという話を斎藤ひろむ豊橋市議よりお聞きしました。
土対法の基準を超える汚染土は、産廃処分場での処分や浄化処理が必要です。
他方、海洋の埋め立てを規制する海洋汚染防止法(海防法)の基準は、土対法より緩くなっています。
ヒ素でみると海防法の基準は土対法の10倍です。
ゆるい基準の方で、汚染土を処理しようと言うのでしょうか?
何故こんなことが許されるのかと、以前、国に問うと、“希釈するからいい”=海の水で薄まるからいいというような回答がかえってきて言葉を失いました。
漁業者も真実を知れば許さないでしょう。
前から日吉トンネルの残土を愛知の海の埋め立てに使うという話はありましたが、国土交通省に聞いても場所については明らかにしてきませんでした。
もともと日本共産党豊橋市議団は、日本一アサリのわく六条潟や汐川干潟などの自然を守るためにも埋め立てには反対してきました。
汚染土を含むリニア残土を三河湾の埋め立てに使うなんて許すわけにはいきません‼️