8月27日、設楽ダム予定地周辺の地質調査グループ、水源開発問題全国連絡会、設楽ダムの建設中止を求める会、設楽ダム第2次住民訴訟原告団の4団体の皆様が、設楽ダム(愛知県北設楽郡設楽町)予定地の断層は「活断層」の可能性があり、国として調査すべきと設楽ダムの事業者である国土交通省に求めました!
その場に私も同席しました。
市民グループの皆様は、2015~17年度の地質調査報告書を入手し検討。
設楽ダム建設は「大きなリスクを背負い込む」として3月、同省中部地方整備局長らに意見書を提出。
その後、支障がないと書かれたサイト斜面を斜めに切る断層を「活断層」と判断。
4月、設楽ダム工事事務所に説明しましたが、「何の応答」もなく、本省の対応を求めたものです。
国土交通省は「第1次調査で第四期断層が見つからなかった。1次調査で見つからなければ2次調査は行わない」と述べました。
ダム建設の際に問題になるのは、第四期断層の活断層です。
市民グループの皆様は「活断層」の証拠となる地点の岩盤、断層、地層などの写真を担当者に見せながら、「何をもって活断層がないと判断したのか根拠を示してほしい」「1次調査の後に、怪しい活断層が出てきたときに見直す気はないのか」と迫りました。
私は「活断層でないと断言できないのなら本体工事発注前に活断層かどうか、国が調査して科学的根拠を示してほしい」と要望。
国土交通省は「話を持ち帰る」とだけ答えました。
市民グループの皆様が、設楽ダム建設予定地から離れた新城市も含め、歩いて歩いて調査して、活断層の疑いが濃厚と指摘しているわけですから、国は住民の皆様の安全を守るうえでも、しっかりと調査して回答をするべきです。
引き続き、この問題は、求めていきたいと思います!!!!!
皆様、本当にお疲れ様でした<(_ _)><(_ _)><(_ _)>