こんなことって許されるのですか(怒)
派遣法違反を訴えていた「派遣ぎり」された申告者にたいし、なんと10年後に!愛知労働局は、三菱電機名古屋製作所に就業条件などの派遣法違反で指導していたと認めたのです。
そして、裁判で、名古屋高裁判決が認定した三菱電機の「偽装請負」や派遣可能期間違反を愛知労働局が認めないのです(怒)
意味がわかりません。
なぜ判決で認められた違法を愛知労働局が認めないのか理由も言わないのです(怒)
この問題を含め、6月27日、電機・情報ユニオン、全労連・全国一般名古屋北部青年ユニオン、三菱電機派遣切りを許さず争議を勝たせる会の皆様が、厚生労働省に要請を行い、私も同席しました。
名古屋高裁判決が認定した同社の「偽装請負」や派遣可能期間違反を愛知労働局が認定して指導し、争議解決を促進するよう求めました。
2009年の三菱電機名古屋製作所「派遣切り」に対して、13年1月の名古屋高裁判決(最高裁で確定)は、三菱電機の雇用責任を認めませんでしたが、違法派遣の事実は認めました。
しかし、当時、愛知労働局は「違法行為は確認できなかった」と回答。
今年4月になってようやく、三菱電機に対して愛知労働局が10年前に就業条件などの派遣法違反で指導していたと認めました。
要請で、電機・情報ユニオン愛知支部の藤崎俊子書記長は、「偽装請負」や派遣可能期間違反についても調査し指導するよう強調。日産争議では神奈川県労働委員会で派遣先の日産に団体交渉に応じるよう命令が出ていると指摘し、会社が話し合いに応じるよう指導・助言を求めました。
厚労省は、「愛知労働局は適切に対応していると認識している」と繰り返しました。
昨年6月28日厚労省交渉で、「本省も愛知労働局が適切だったかを調査するために、ゼロベースから調べなおす事を約束していただきたい」と要求し、厚労省は、愛知労働局に「指導、調査するように再度働きかける」と回答しました。
ところが、愛知労働局は、そうした調査、働きかけは聞いていないと言うのです。
いつ本省が愛知労働局に働きかけ、愛知労働局はどうしたのか時系列で書き出した資料を要求。
厚労省は、「出せるかどうか検討する」と回答。
私は、三菱電機を指導していたと認めたことに対し、「愛知労働局の対応が適切でないからこそ、厚労省に何度もきている。誠実に対応してほしい」と強調しました。
厚労省の担当者は、「愛知労働局に要請内容を伝える」と表明。
派遣先の団交応諾義務を認めた労働委員会命令は「承知している」と述べました。
皆様が粘り強く訴え続けてこられたことで、10年前の真実が明らかになりました。
あきらめない皆様のすばらしさと、あきらめないことの重要性を痛感していますが、愛知労働局や厚生労働省の対応は、とても納得できるものではありません!!!!!
争議解決まで引き続き力を合わせていきます‼️
皆様、本当にお疲れ様でしたm(__)mm(__)mm(__)m