もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

「憲法施行72周年記念 市民のつどい」@リニューアルした名古屋市公会堂に参加しました!!!!!

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 5月3日、「憲法施行72周年記念 市民のつどい」@リニューアルした名古屋市公会堂に参加しました!!!!!

ホールに入りきらず、第3会場まで2500人以上の参加者でした!
(ホール内の写真撮影が制限されていたため、写真はありませんm(__)mm(__)mm(__)m)

 司会の熊本拓矢弁護士は、「令和」という新しい時代がやってきたというムードで、思考停止させることは、改憲の準備なのではないかと強い危機感をお持ちでした。

 愛知県弁護士会の鈴木典行会長は、来賓あいさつで、恒久平和主義、立憲主義を守り、市民の皆様とともに平和のために闘いぬく決意を表明されました。

 水島朝穂早稲田大学法学学術院教授は、「危ない日本の憲法診断―立憲か、壊憲か」をテーマにした講演のなかで、
「令和」「新しい時代」との過熱した状況を「リセット症候群」と表現され、憲法だけは、そういうことで変えてはならないと語られました。
 元号についても、国民主権との整合性を考えれば、元号は国会で議論すべきとの言葉にもハッとしました。「令和」の決め方は、まったくもって国民主権ではありませんでした。

これを当たり前にしてはいけないと改めて痛感しました。
「最大の究極の歴史的公文書」という日本国憲法の位置づけに改めて、その背景を含めて重みをかみしめました。
◆情報隠し、◆争点ぼかし、◆論点ずらし、◆友だち重視、◆異論つぶしの安倍政権に「最大の究極の歴史的公文書」を改ざんさせてはならない!と強調されました。
水島先生のホームページで検索するようにとのおすすめもかなりありました(笑)

 落語家の立川談四楼さんの「憲法寄席」では、桂米朝さんの「一文笛」という上方落語を江戸風にアレンジした作品を披露してくださいました。落語が、酒と博打と女性のことをテーマにしたものが多く、「憲法寄席」との関係で作品選びにも苦労されたようです。まっとうに生きることの大事さを教訓にする作品と表現するともっと肩の力を抜いて聞いてとしかられそうです。

 閉会あいさつ「激動する世界と日本の憲法」の中で、愛知憲法会議事務局長の本秀紀名古屋大学教授は、
世界のなかで排外主義が台頭する一方、朝鮮半島の平和にむけた動き、核兵器禁止条約の採択などの動きもあることを示し、世界を一面的にみるのではなく、複眼でみることの大切さを語られました。
平和で人間らしく生きることを求める勢力をもっと強くしていく必要性も痛感しました。
「ワイルドな憲法審査」「奉祝ムード」「オリンピック」・・・ムードのなかで、
安倍政権が、水島先生が言われた5つの手法を用いて、ときに強権的に改憲を進めようとすることにたいし、抗う社会の力を育てなければならないことを強調されました。
平和憲法の正念場中の正念場。
今日のお話を腹にすえて、また国会内外でいっそう努力をしなければと強く思ったつどいでした。

企画、準備をしてくださった皆様には、心から感謝と敬意を申し上げます<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

 天皇制のこと、元号のことで考えは色々とあると思いますが、今、安倍改憲はダメとの一致点で、力を合わせる時だということも付言しておきたいと思います。

市民のつどいの後は、安倍改憲NO!のデモ&集会にも参加しました!
すやま初美参議院愛知選挙区予定候補、八田ひろ子元参議院議員とご一緒で元気にアピールしました。

沿道から、マンションの上からたくさんの声援をいただきました!!!!!

皆様、本当にお疲れ様でした<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

※リニューアルした名古屋市公会堂は、座席が広くなって、座りやすくなっていました!

 

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