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レポート

杉原千畝(ちうね)氏の母校である愛知県立瑞陵(ずいりょう)高校に「センポ・スギハラ・メモリアル」が完成!!

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 10月12日、杉原千畝(ちうね)氏の母校である愛知県立瑞陵(ずいりょう)高校に愛知県が整備した施設「センポ・スギハラ・メモリアル」の完成記念式典に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わしの恵子愛知県議、さはしあこ名古屋市議、西山あさみ名古屋市議も参加。

 杉原千畝氏は、第二次世界大戦中のリトアニアで、ナチスの迫害を逃れてきたユダヤ人に対して、日本政府の命令に背いて日本通過の「命のビザ」を2139通発給し、約6千人もの命を救ったとされる外交官です。

 瑞陵高校は、杉原千畝氏の母校であり、私が秘書をしていた八田ひろ子元参議院議員の母校でもあり、八田さんと瑞陵高校出身の皆様と杉原千畝氏の生誕の地と言われる岐阜県八百津町にある「杉原千畝記念館」にも訪問していましたので、愛知県立瑞陵高校にもメモリアル施設ができてとてもうれしいです。

 当時、杉原千畝氏やパートナーがリトアニアの日本領事館の窓から外をみると、ナチスの迫害から逃れようとしていたユダヤ人避難民の方々が多数押しかけていたそうです。
 ビザの発給について、日本の内務省からもダメだと言われ、外務省からも陸軍がダメだというので認められないと言われたそうです。
しかし、杉原千畝氏は、「首になってもかまわない。人道上拒否できない」と「命のビザ」を発行し続けました。

 お祝いにかけつけたイスラエルのヤッファ・ベンアリ大使は、自身の母親がホロコースト(大虐殺)からの生還者だと明かし「ユダヤ人の悲劇は二度と繰り返してはいけない。(杉原は)ユダヤ人社会、日本人だけでなく世界のヒーローです」とたたえました。

 大村秀章愛知県知事、アメリカのユダヤ人の方やリトアニアの大使館の方やリトアニアの高校生の方々や外務省の方も参加されました。

「世界のヒーロー」の姿勢を引き継ぐ瑞陵高校の生徒の皆様の姿も輝いてみえました。

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