8月10日、林芳正文部科学大臣あての「児童・生徒の命を守るため、小中学校普通教室の空調機器(エアコン)設置への国庫補助を求める」党愛知県委員会、愛知県議団の要請に同席しました。
すやま初美参議院愛知選挙区予定候補、わしの恵子愛知県議、しもおく奈歩愛知県議、死亡事故のあった豊田市から大村よしのり豊田市議(県議選予定候補)、きまた昭子岡崎市議(県議選予定候補)、いたくら正文元一宮市議(県議選予定候補)、高橋真生子県議選予定候補、満仲みゆき県議選予定候補が参加しました。
熱中症で亡くなった子どもさんが通っていた学校の校長先生は、去年の地域懇談会で豊田市の教室のクーラー設置率は0%、安心して学べる環境をと地域の皆様にお話されていたそうです。そんななかで、おこってしまった死亡事故・・・。二度と起こさせないために文部科学省、政府は真剣に取り組むべきです。
2018年度予算では、愛知県内の68校が空調機器設置を申請しましたが、特別支援学校の2校のみが採択されました。全国の学校が申請しましたが、採択率は4%だったそうです。
2017年度補正予算では、すべて採択されたそうですが、予算が足りずに現場のニーズに応えられていないことはあきらかです。
2018年度概算要求で文部科学省は2000億円を要求したそうですが、結局、財務省に2018年度予算案では682億円に減らされ、2017年度補正で662億円計上されましたが、合算しても1344億円にとどまってしまったそうです。
文部科学省は、2019年度予算の概算要求では「本日までで締め切り」の市町村計画のすべてに応えられる額を要求したいと述べていました。
安倍政権、財務省がどう判断するかが問われています。
要請では、国の補助率は3分の1になっているが、実際の価格に合わない単価で、結局、実際には5分の1補助になってしまっている問題でも単価の改善を求めました。
文科省は、今年度3%単価を引き上げたこと、実勢価格にしたいと考えているが、財務省との折衝で・・・、とここでも財務省が足を引っ張っていることが明らかになりました。
学校の施設整備は、空調機器だけではありません。文部科学予算の抜本的引き上げも求めました。