もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

三重県・紀宝町ユニオンの皆様との学習懇談会に参加!!!

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 6月23日、三重県最南端の紀宝町へ行き、紀宝町ユニオンの皆様との学習懇談会に原章三紀宝町議とともに参加しました。
 紀宝町ユニオンの皆様は、町内の嘱託職員の保育士の皆様が、労働条件改善を求めて2年前に結成した組合です。

 衆議院総務委員会で、自治体の非正規職員の待遇改善、2020年度からスタートする会計年度任用職員制度問題を私が取り上げたということでお招きいただきました。

 現在、自治体で働く非正規労働者の多くは、特別職非常勤職員、一般職非常勤職員、臨時的任用職員として、自治体によってかなり法的根拠があいまいなまま任用されています。

 2020年度からは、多くの自治体の非正規職員の方々が、会計年度任用職員制度に移行すると言われています。

 私は、所属している衆院総務委員会で、処遇改善につながる運用を求めたやり取りなどお話しました。

 そして「国は(制度の変更に伴う)必要な地方財政措置は検討すると言っている。そのことも武器にして労働条件をよくするためにたたかっていこう」と述べました。さらに働き方改革法案の問題点や、安倍政権のもとでの憲法改正の危険性を示し、9条を守っていく取り組みなどもお話しました。
 

 意見交換の場では、「会計年度任用制度について不安がある」、「10何年働いても、3月末で終りがくる恐れがあり、心配」などの声が出されました。
 
 紀宝町では、5つの公立保育所がありますが、職員の方々の80.7%が非正規です。ある保育所では90.9%が非正規職員です。
 
 正規と同じように働いているのに、名前が違うだけで、給与など待遇が違うというのは、本当に理不尽です。人権の問題であると痛感します。
 
 日々、子どもたちのために、保護者の皆さんのために、町民の皆さんのために大奮闘をしているのに・・・。
こんな現実を変えていくために、力を合わせていかなければ!!!
 
 原章三紀宝町議からは、「(会計年度任用制度は)これから県からの情報も得て条例化する動き」との報告がありました。

私は、非正規の方々の労働条件の改善のために引き続き国会で追及していくと同時に、「町がどうしていくのか掴んで、国会答弁通り処遇改善につながるように要求していくことが大事」とお話しました。

 紀宝町ユニオンの皆様は、この会合のあと、町にあらためて情報公開や要求をつきつけていこうなど話しあったとのお話も伺いました。

 皆様の実態のお話を伺えて、意見交換できて、本当に有意義でした。
皆様の声を国政に届けるため、引き続きしっかりと頑張る決意です。
紀宝町の皆様、お隣の和歌山県からも駆けつけてくださった方々も含め、本当にありがとうございました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

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