5月23日、「性搾取問題ととりくむ会」(高橋喜久江事務局長)の解散にあたり、45年間の活動に感謝をする会が開催されました。
同会は、性搾取に反対し女性・子どもの基本的人権を確立することを目的に1973年に結成された団体です。
日本キリスト教婦人矯風会の皆様が中心に頑張られてこられました。
高橋喜久江さんはじめ高齢化のために今回、解散することにされたそうです。
しかし、戦時性奴隷、性暴力の問題など次世代の取り組みがあり、集会では運動を引き継ぐことなど各団体・個人から決意が表明されました。
私が八田ひろ子参議院議員の国会秘書だった時代にも熱心に性売買の問題に取り組んでおられ、売春防止法では、買う男性は罪に問われず、女性だけが指導の対象となっており、おかしいと法改正をと粘り強く問題提起されておられたことがとても印象に残っています。
日本共産党からは、仁比そうへい参議院議員、吉良よし子参議院議員、池内さおり前衆議院議員、斉藤和子前衆議院議員、私もとむら伸子が参加しました。 また、日本の男性が海外旅行に行って、集団で性を買うという恥ずかしい問題も社会問題化させ、是正させてきたのが高橋喜久江さんはじめ性搾取問題ととりくむ会の皆様です。
これまでの活動に心からの敬意と感謝を申し上げます。皆様方が、個人の尊厳を大切にするために取り組まれてきたことからしっかりと学び、必ず現在と未来に生かしていきたいと思います。