3月14日、超党派の公共事業チェック議員の会「総会」に参加しました。
日本共産党からは、田村智子副委員長、清水忠史衆議院議員、畑野君枝衆議院議員、武田良介参議院議員、私もとむらが参加しました。
議題は、
① 「計画段階評価」の試行「中部横断自動車道(長坂~八千穂)」の現状と問題点
② 「スーパー堤防地盤強度不足(江戸川区)」について
住民の皆さんのお声を聞きながら、国土交通省からの聞き取りを行いました。
中部横断自動車道の山梨県のルートでは、事前の説明とまったく違うルートが突然出てきた問題、長野県では、稼ぎ頭の優良な農地がつぶされてしまうのではないかとの不安の声などが出されました。
江戸川区のスーパー堤防では、スーパー堤防をつくって、その上に宅地をつくっているのですが、その地耐力が足りなかったという問題が発生。国交省は国のお金(いくらかはまだわからないとのこと)で対策をとるといいますが、そうしたところに住み続けることへの不安の声が出されています。そういう場合は国が土地を買い取ってくれるのか、といえば“やるともやらないとも言えない”とのこと。
住んで土地の不均衡沈下などで問題がでたときに補償されるのかも決まっていないそうです。
もともと住んでいた方々はいったん仮移転をしなければならず、もとの場所に戻ることをずっと引きのばされています。
お金が膨大にかかるスーパー堤防は、時間がかかりすぎて治水効果への疑問の声が多くあがっています。