3月12日、愛知県原水爆被災者の会(愛友会)の「被爆2世のつどい」に参加しました。
被爆者運動の先頭にたって頑張ってこられた被爆者の方々も参加してくださいました。
被爆二世の大村義則愛友会副理事長や丹波真理さんも参加されました。
今、被爆者の方々が高齢化するなかで、被団協の組織を解散する県も出てきています。
一方、「被爆二世の会」を独自で立ち上げたり、被団協の県組織のなかに「二世部会」をつくって活動をはじめたところもあります。
愛知県でも二世、三世が集まる機会や思いの交流ができるようにしていこうとつどいが開催されました。
愛友会の皆さんが取り組み集まった被爆2世アンケートでは、176通返ってきています。
被爆体験は、ほとんどの方が聞いており、「二世としての意識がある」との回答は70%、「二世としての不安がある」は52%で、記述欄には具体的な「不安」の内容がたくさん書かれていたそうです。
つどいに集まった被爆二世の方々から、それぞれの思いが語られました。
広島、長崎で被爆をしたお父様、お母様からのお話や戦後もずっと抱えてきた不安、被爆者であることを言えなかった状況などそれぞれが語りました。
涙ながらにつらい思いを語られる方、「被爆二世同士の集まる機会をまたつくってほしい」との切実な声もありました。
また機会をつくることを約束し、つどいを閉じました。
貴重な機会を本当にありがとうございました。