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許せません!南スーダンPKO・・・11月から青森駐屯地の部隊とともにどの部隊を派遣しようとしているのか情報開示できないと防衛省が回答

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防衛省統合幕僚監部参事官付の職員に、南スーダンPKOについて、11月から青森駐屯地の部隊とともにどの部隊を派遣しようとしているのか情報公開を求めているのですが、本日も写真の資料のことしか開示できないとの回答がきました。
防衛省曰く「開示すると部隊の編成の詳細、運用能力をさらすことになるので現状以上の開示はできません」とのこと。

本日11月9日付の「しんぶん赤旗」の報道によれば、昨日11月8日、自民党は国防部会などの合同会議で、「駆けつけ警護」など新任務を付与すること盛り込んだ実施計画案を了承しました。
公明党も了承手続きを同日済ませる見通しで、政府は11月15日に実施計画を閣議決定する方針です。

 どこの部隊がいくのかさえ、明らかにしないまま、安保法制の具体化は進んでいくのでしょうか。

絶対に許せません!!!!!

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【資料について】
陸上自衛隊東北方面隊は「宮城、山形、福島の南東北を担当する第6師団、青森、岩手、秋田の北東北を担当する第9師団と、13個の直轄部隊及び機関により編成され、東北各地の13個駐屯地で、約2万人の隊員がその任務を全うするため、日々訓練や各種活動を行っております」と書かれている部隊です。

資料をみると、南スーダンに派遣される第11次要員は、第9師団を中心として約350名。

その内訳は、
①第9師団が、約260名。
②第9師団を除く東北方面隊が、約70名。
③その他の部隊が、約20名です。

①では、青森駐屯地だけでなく、岩手、秋田の駐屯地の自衛官が派遣される可能性があります。
②では、宮城、山形、福島を担当する第6師団の駐屯地の自衛隊員が派遣される可能性があります。
③では、東北方面隊でない、全国どこかの部隊が派遣されるということです。

なぜ、どこが派遣されるかも明らかにできないのでしょうか。
やっぱり危険だと思っているからではないのでしょうか。

 

 

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