5月9日、豊田市役所の都市整備部の皆様から「市街地再開発事業」についてのお話を伺いました。
現在、豊田市駅前通りで行われている「北地区第一種市街地再開発事業」は、総事業費約227億円。
その72%が国・愛知県・豊田市の公費です。
イオン系の映画館、三井不動産の分譲マンション、三菱UFJ銀行などのオフィスが入ります。
特別養護老人ホーム約90床、介護付き有料老人ホーム約40床の計画も入っているので、その分で公費負担が高いのかと思ったら、それはまた別に公費を受ける方向だとのこと。
だとすれば、民間大企業のために公費を72%出して、大きなビルを建てる意味がわからない・・・。
党豊田市議団の大村よしのり豊田市議、根本みはる豊田市議も市議会で追及してきた問題です。
豊田市の知的障がいをもった子どもたちが通う三好特別支援学校は、教室が足りず、老朽化して壁にヒビ、廊下はツギハギだらけ、雨漏り・・・。こちらの方が優先度は緊急なのに!!!
国の予算は、国土交通省と文部科学省と違っていて縦割り。不要不急の事業より、緊急性の高いところに予算が使われるように頑張っていかなければと痛感します。