岐阜県内のリニアルート付近にはウラン鉱床があり、リニアでトンネルを掘れば、残土のなかに通常よりも高い放射線量の放射性物質が出てくるのではないかと心配の声があがっています。
3月18日、岐阜県瑞浪市、土岐市、御嵩町に行き、 館林辰郎瑞浪市議、小関篤司土岐市議、伊藤けんじ可児市議とともに放射線量の調査をし、岐阜県内で一番残土を出す量が
多い非常口ができる場所で、住民の皆様からお話をうかがいました。
多治見を放射能から守ろう!市民の会の井上敏夫さん、春日井リニアを問う会の川本正彦さんにご案内をいただきました。
瑞浪市のウラン鉱床付近だけは、掘るときに放射線量をはかりながら掘るとJR東海は言っています。
しかし、放射線量を測るといっていない地点の方が地上の放射線量が高くなっていました。
先日、JR東海は、有害物質が井戸から検出されたのに岐阜県に報告しませんでした。
放射線量をはかりながらといいますが、出てきたら正直に報告してくれるのかも疑わしいかぎりです。
非常口予定地近くではカモシカさんが!!
住民の皆様からは、放射性物質や有害物質が出てきたときの説明がはっきりなされず、不安は募るばかりのご様子でした。
まったく丁寧な説明はなされていないことを痛感しました。
その後、恵那市へ行き、水野功教恵那市議とともにリニアが家の17メートル下を通り、不安と怒りいっぱいの住民の皆様からお話を伺いました。
ある方は、医療機器を体に埋め込んでいるため、工事の際やリニアが通ると誤作動がおこってしまうのではないかと心配しています。
ある方は、JR東海の職員が訪ねてきたときに、ウラン鉱床、放射性物質の問題をばかにしたようにいい加減な説明をし、不信感でいっぱいでした。
問題山積のリニア。
先日の国土交通委員会で、ある場所の踏切の高架化には地権者との関係などで何十年とかかると他党の議員が質問のなかでいっていましたが、リニアは品川から名古屋までをあと11年で完成させようとしています。
これまでにない難工事の南アルプスに穴をあけるトンネル工場も計画されています。
こんな無謀な計画は、断念するべきです!!!!!
皆様、本当にありがとうございました<(_ _*)><(_ _*)><(_ _*)>