2月21日、愛知県高等学校教職員組合障害児学校部の皆様と懇談し、愛知県内の特別支援学校の実態を教えていただきました。
愛知県内の特別支援学校では、施設・設備の老朽化が問題になっています。
懇談では、「春日台特別支援学校では、暖房施設も古く、教室が寒い。夏場は暑すぎて、子どもたちがパニックになってしまう。教室不足でクールダウンする部屋さえない。教室が足りなくて、食堂の一角に教室をつくり、図書館の一角に教室をつくり、特別教室をつぶして普通教室にし、普通教室も部屋にカーテンを引いて2クラスで使ったり、1教室に壁をつくって2クラスで使ったりしている。1クラスの空間が狭く、子どもたちが違うことに気を取られてしまう。教育環境を整えることがどうしても必要」との切実な訴えがありました。
また、「通常6人の生徒にたいして1人の教員にたいし、重複・重度の子どもたちは、認定されれば、3人の生徒にたいして1人の教員となる。しかし、教室が足りないからと認定しないケースがある」との声や、「通常の小学校で教室が足りなかったら、プレハブなどで教室をつくるのに、障がいをもった子どもたちには、なぜそういうこともしないのか。プレハブがいいわけではないが、それさえもしない姿勢はおかしい」との声もありました。
「日本は、日本の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合は、最下位。愛知県は、その日本のなかでも最低レベル。子どもたちがかわいそう」、「愛知県の特別支援学校では、雨漏りがふつうになっている」との劣悪な教育環境が浮き彫りになりました。
皆さんから、お聞きした実態を、国会にぶつけるべく、全力で頑張ります!!!
お忙しい中、本当にありがとうございました<(_ _)>