12月15日、日本自然保護協会の辻村千尋さんに小笠原諸島、父島の自然保護についてさまざまご教示いただきました。
辻村さん、小笠原の皆さんと連携して、世界自然遺産登録に尽力された方でもあります。
小笠原諸島は2011年6月、豊かで独特な自然の価値が認められ、世界自然遺産として登録されました。
日本における世界自然遺産への登録は、「屋久島」、「白神山地」、「知床」と続き、「小笠原諸島」は4番目の登録地です。
現在、小笠原諸島は、「人間の入植を契機とする様々な動植物の侵入による生物多様性への影響が続いており、本来の小笠原の種や生態系、景観を後世に引き継ぐうえで重大な危機に直面しています。」
外来種の侵入を防いでいくことがいかに大事か、陸も海も貴重な生態系を壊すような開発行為を避けなければならないことなどお話をいただきました。
公共事業を行うにあたっては、当然のことながら、世界自然遺産にもなった貴重な自然環境を壊すことがないよう、しっかりとチェックすることが大事だと改めて肝に銘じました。
お忙しい中、どうもありがとうございました!!