もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【15.10.27】日本共産党岐阜県委員会の皆様と政府交渉に参加しました!!

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10月27日、井上さとし参院議員、たけだ良介参院比例予定候補、島津ゆきひろ衆議院議員秘書とともに日本共産党岐阜県委員会の皆様と政府交渉に参加しました!!

 岐阜県からの参加者は、高木光弘参院岐阜選挙区予定候補、中川ゆう子岐阜県議、井深正美岐阜市議、原菜穂子岐阜市議、永冶明子各務原市議、波多野こうめ各務原市議、笹田トヨ子大垣市議、中田としや大垣市議、小関篤司土岐市議、木下律子中津川市議、遠山信子両恵那市議、水野功教恵那市議、上島希代子高山市議、籠山恵美子飛騨市議、阪本県議会事務局員、山越岐阜地区準地区委員、田中清子岐阜市議団事務局員など総勢17名の方々です!

 要請した省庁と内容の概要は以下の?~?の通りです。
 私の記憶のなかで、朝から夕方6時過ぎまでの連続の政府交渉は最長の長さです。
私は、朝から国会での団会議開始までの?~?番目の交渉まで参加させていただきました。

?内閣府に、マイナンバー中止、中小業者への支援など。

?国土交通省に、リニア工事着工中止、リニア計画の地権者、住民にたいする丁寧な説明さえできていないこと、30m以深の地権者の同意なくリニア工事を進めてはならないこと、被害補償、永久的な水枯れ対策、データー公表、ウラン含有残土の危険性、中津川市にウランが存在する可能性があり、ボーリング調査を行うことなど。

?防衛省・総務省に、岐阜基地へのオスプレイ配備、飛行をさせないこと、戦闘機等の騒音被害対策の抜本的強化、基地交付金問題など。

?経済産業省に、原発からの撤退、自然エネルギーへの転換、再稼働中止、浜岡廃炉、恵那市、中津川市、瑞浪市など岐阜県を核廃棄物処分場選定の対象にしないことなど。

?厚生労働省に、生活保護の切り下げをやめ、生活実態に即した対応、国民健康保険料を引き下げるために財政的支援と国庫負担割合の引き上げ、子宮頸がんワクチンの副反応に対する救済制度、高山厚生病院への医師の派遣、待機者がいる介護療養病床の削減の中止、雇用促進住宅廃止の閣議決定の撤回、介護保険料、保育料の値下げのために国庫負担の引き上げ、介護保険の補足給付の制限、改悪の撤回、転職先の内定取り消しによる失業も1か月目からの失業給付を行うこと、買い物、通院のために移動商店、デマンド方式のタクシーなどに支援(国土交通省)をなど。

?国土交通省に、安全確保のためにも国道の除草予算の増額と除草回数の拡充、郡上大橋の拡幅・付け替え、国道橋梁の歩道を含めた丁寧な除雪、JR岐阜駅改札内へのエレベーター設置を、養老鉄道養老線の存続にむけた国のあらゆる支援、土砂災害特別区域等の地盤調査、補強工事、民有地のがけ地、のり面の崩落対策への助成など。

?環境省に、中津川市福岡柏原の産廃処理建設の撤回など。

?総務省に、地方公務員の給与削減中止など。

?文科省に、学費の無償化、給付制奨学金、せめて貸付奨学金の無利子化、学校給食費の無償化・負担軽減、中学生への自衛隊の職場体験中止、労働者の基本的権利、ブラック企業対策などの学習、すべての学校に専任の図書館司書配置、30人以下学級の推進、教職員の増員、外国人生徒の受け入れ体制の強化、日本語教育の充実など。

?内閣府に、保育所、幼稚園の保育料の無料化、認定こども園の多子減免の拡充、中学3年生までの子どもの医療費など。

 マイナンバーでは、一元管理が目的でないというなら、それぞれの制度で別々の番号でいいのに同じナンバーを振るという矛盾を感じました。また、中小企業の皆さんに負担を押し付けるのに、中小企業の皆さんへの支援は行わないと回答するなど本当に怒れました。

 リニアでは、トンネルを掘った時に、ウラン含有残土が出てきた場合に、どの法律に基づいて適正に処理するのかということが、以前から聞いているのに、まだ「調査中」との回答しか出てこないなど不誠実かつ無責任な対応に憤りを持ちました。水枯れ対策も30年補償を前提としていることに怒りを持ちました。30m以深の地権者への同意もとらないかもしれない問題について、その土地は同意が必要ないことを誰が判断するのかの問いにたいしては後日回答することになりました。

 岐阜基地の問題では、軍事費は増えているのに、騒音被害を受けている住民の皆さんには、予算が足りず、冷たい仕打ちをしていることがよくわかりました。犬山など愛知県内でも岐阜基地に向かう戦闘機の騒音で、地域を回っているとうるさくて会話ができない状況がよくありました。岐阜基地への離発着回数が増えているのではないか、飛行ルートが変わっているのではないか、との問いに応えるデーターを防衛省からもらうことになりました。

 核のゴミ問題では、「世界一危険な浜岡原発の再稼働を許すような安全審査ならどこでも核のゴミ持ち込み可能となる『科学的有望地』になるじゃないか」との発言はその通り!!と思いました。

 社会保障の要請では、地方議員の皆さんが生活相談や地方議会での論戦に基づいて、具体的に困っている問題を追及し、説得力バツグン!

 国土交通省への要請では、大型の高速道路など新規建設には予算を湯水のように予算をつぎ込むのに、安全上も大切なきめ細かな除草という基本的な予算は抑制されていてものすごい矛盾を感じました。JR岐阜駅改札内へのエレベーター設置ができていないことを放置している国の責任も痛感しました。住民の皆さんの大事な足である養老鉄道存続のために近鉄からの土地の取得について国の支援を「検討します」と答えさせたことは前向きな一歩だと思いました。

 岐阜の皆さん、本当にお疲れさまでした!!!そして、同席させていただき、本当にありがとうございました!!!
少しでもお役に立てるように皆様の要望をしっかりと腹にすえて、頑張ります!!!!! 

 

 

 

 

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