6月26日、「三菱電機派遣切りを許さず 争議を勝たせる会」の皆様、「全労連・全国一般労働組合愛知地方本部愛知支部」の皆様の厚生労働省交渉に同席しました。
確定した高裁判決では、「原告Mが平成14年から、同Tが平成15年から、三菱電機に対し、請負の形式により実態として労働者派遣されていたのは、当時、製造業に対する派遣を禁止していた労働者派遣法の定めに違反するし、また、その後、原告らが派遣会社に移籍採用された後も、三菱電機における作業内容に変化はなかったのであるから、労働者派遣法に定める派遣可能期間である1年のみならず、最長期間である3年をも上回る点で労働者派遣法を潜脱するものとしてこれを違反するものといえる」と三菱電機の派遣法違反を明確に認定しました。
この判決をうけて、当事者の方は、愛知労働局に再び申告しました。
ところが、司法が時間をかけて双方の証拠・証言を調べた結果、違法と認めたにも関わらず、愛知労働局は2015年3月「違法の事実は認定できなかった。三菱電機名古屋製作所への指導・助言を行った」と当事者に報告しました。
こんなことはおかしいと厚生労働省に再調査、厚生労働大臣による勧告、公表を求めました。
本日の三菱電機の株主総会では、“指導票をもらったが、中身は何も書かれていなかった”との発言を公式に行ったそうです。
こんな会社の態度も許すことはできません!!
厚生労働省は「皆さんのお話は、愛知労働局に誠実に伝えておく」と答えました。
原告の方の思いをくみ、解決するまで私も頑張ります!!
愛知からの一日の一連の行動、本当にお疲れ様でした。