もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【14・10・26】第10回矢作川森の健康診断報告会&10年振り返り交流会

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  10月26日、第10回矢作川森の健康診断報告会&10年振り返り交流会(主催:矢作川森の健康診断実行委員会、豊田市)に八田ひろ子元参院議員と参加しました。

 6月7日に参加した「第10回矢作川森の健康診断」の結果報告と10年間の森の健康診断を通じての研究結果などの報告がありました。

 代表の丹羽健司さん、太田稔彦豊田市長のあいさつ、東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さん、矢作川研究所の洲崎燈子さん、豊田森林課からの報告など興味深く聞かせていただきました。

 2000年の東海豪雨(恵南豪雨)で、矢作ダムの上流の山が崩れ、60年分の流木と15年分の土砂が矢作ダムに流れてしまい、ダムの洪水機能などが低下し、豊田市街地もあと一歩のところで5mの水没という状況でした。

 スギやヒノキの人工林の管理が放置され、過密な森になっていることが、沢抜け、土砂災害になりやすいことが言われていました。

 では、矢作川水系の人工林の状況はどうなっているのか?この森の健康診断をやる前は、全くデータがない状況でした。

 そこで、矢作川水系森林ボランティア協議会の皆さんが、研究者をさがし、協力者をさがし、豊田市の協力も得ながら、100円均一でそろえることができるグッズで、手探りでこの森の健康診断の手法を編み出しました。

 10年間でのべ2324人により3県7市町村610地点を調査することができました。

 第10回の2014年の調査では、5~8割が過密な人工林であることが明らかになりました。

 2010年から2巡目の調査に入りましたが、2009年2014年と豊田市内の状況を比較してみると人工林密度1643本/ha→1426本/haと、豊田市100年の森づくり構想の計画の目標には届いていませんが、間伐をすすめ200本/haの密度を軽減することができました。

 豊田市100年の森づくり構想の計画の間伐の目標には届いていないことについて、豊田市森林課によれば、40%の強度間伐なので、以前よりは本数は間伐できているとのことでした。

 矢作川水系では、豊田市と恵那市は間伐がそれなりに進んでいますが、岡崎市では変化がみられないなど指摘されました。

 間伐をすすめ、健康な森(1000本/haくらいと指摘されました)にしていけば、洪水軽減・水害の減災につながっていくこと、生態系も豊かになることが指摘されました。

 人工林の間伐をすすめていく、管理できないところは、混交林、自然林化を促進していくためにも、山主さんへの働きかけと森林管理の受け皿が必要だということもお話されました。

 スギやヒノキを植えた世代から若い世代にどのように森林の問題を伝えていくかなどのディスカッションもありました。

 義務教育などで森林の問題に関心をもってもらうプログラム(実際に森の健康診断をやってみるということなど)の必要性や山主の若手のグループづくりなどの提案もありました。 

 今では、この森の健康診断は40都道府県で行われています。

 今回の報告会&交流会には、愛知県各地の方のほかに岐阜県、長野県、三重県、鳥取県、香川県、鹿児島県など地域の方や東京大学の大学院生の方も参加し、発言をされました。

 森林の問題は、私たちの命の源である水、海にもかかわり、災害にもかかわる大事な問題です。
 
 都市部に住むものも、我がこととして係わっていかなければならないと改めて思いました。

 10年という長い間、さまざま骨をおり、準備・研究をしてくださった皆様に心から感謝と敬意を申し上げます。

 
左は代表の丹羽さん、右は太田豊田市長

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
林道が土砂災害の原因になった可能性がある広島での土砂災害
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
東京大学生態水文学研究所長の蔵治光一郎さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
豊田市森林課の資料
豊田市森林課で20人程度の人員がいるそうです。そうした自治体は全国でも希少とのこと。

 
豊田市森林課の資料

 
豊田市森林課の資料

 
豊田市森林課の資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
矢作川研究所の洲崎燈子さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
東京大学の田中さん・蔵治さんの資料

 
三重中学・高校の小西さんの資料

 
三重中学・高校の小西さんの資料

 
三重中学・高校の小西さんの資料

 
三重中学・高校の小西さんの資料

 
いつでも生物の知的で楽しいお話をしてくださる北岡明彦さん

 
全国各地の取り組み

 

 

 

 

 

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