もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【14・07・31】今年4度目の新日鐵住金名古屋製鉄所の黒煙事故(7月27日)の問題で、国会議員団が聞き取り

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 日本共産党の井上さとし参院議員、佐々木憲昭衆院議員(秘書)が経済産業省製造産業局鉄鋼課製鉄企画室室長より新日鐵住金名古屋製鉄所の4度目の黒煙事故について7月29日に聞き取りをおこなった記録をいただきました。

 経産省からは、以下のような内容の話があったそうです。

◆新日鐵住金から報告がきている。当方に同じ内容のメールがきた。
◆当省としては、今回で四回目であり、遺憾に思っている。先生方にも現場を見ていただいた矢先のことで驚いている。原因はまだ調査中との報告を受けている。
◆我々としては7月1日に燃焼放散の可能性のある炉をもっている四社((1)新日鐵住金、(2)JFE,(3)神戸製鋼、(4)日新製鋼)の担当者を集めて、過去の事故について初めて情報交換をした矢先の事故であり、重大に受け止めている。
◆先の事故の際に、自治体への情報提供が遅いとの指摘があり、今回はスムーズに行えたと思う。東海市や知多市ではホームページなどで注意喚起を呼びかけていた。
◆昨日の22時に原因の4号発電機の電源は遮断し、安全を確認し、操業を再開したと聞いている。
◆鉄鋼関係の工場で今年に入って9件の死亡事故が起きており、昨年の7件較べて多い。
◆徹底的な再発防止が求められる。私自身が今週中にも現場に行って話を聞いてみたいと思う。

 質疑応答では以下のようなやりとりがあったようです。

☆井上議員、「これだけ立て続けに事故が起こり、原因究明もままならぬうちに操業再開を繰り返すのは企業としての利益優先になっていることの表れではないか。操業を停止し、原因究明するべきだ。住民やマスコミも企業の責任もさることながら、自治体や行政の責任を問うているのではないか」

◆経産省「ご指摘のことは当省としても感じており、現場を見に行きたいと考えている。」

☆秘書「これだけ電気系統のトラブルが続いているのだから、現場では対処できない問題があるのではないか。さらに重大な事故につながる可能性を否定できない」

◆経産省「同じようなことを考えており、現場で説明をうけたい」

☆秘書「今年の四回の事故原因が違うからこそ、危険だという認識はあるか」

◆経産省「同じ認識をもっている。現場で何がおきているのか、外からではわからないかもしれないが、尻をたたいて二系統化などを行わせなければならない」

☆井上「現場に行ったら、報告をしてほしい」

◆経産省「先生に報告させていただきます」

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 引き続き、国会議員団、東海市議団、新日鐵住金名古屋党委員会の皆さんとともに抜本的な対策をとらせるために全力をつくします!!

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