憲法施行67周年の憲法記念日「戦争しないと誓った日本国憲法を守り、いかそう!」と宣伝
5月3日、憲法記念日。
金山総合駅前で、「戦争しないと誓った平和憲法を守り、生かしていこう!」と宣伝をさせていただきました。
柴田たみお名古屋市議予定候補(昭和区)、高橋ゆうすけ名古屋市議予定候補(南区)、西田とし子名古屋市議予定候補(熱田区)と一緒です。
「がんばってね」 、「みんなで応援しているよ」など声をかけていただきました。
若い方に、憲法を守ろうね、と声をかけると拍手をして喜んでくれたり、「僕も憲法改悪は反対だよ」と言ってくださるということもありました。
飛び入りで一緒に宣伝してくださる方も。
皆さん、ありがとうございました!
5月3日、金山総合駅に着くと憲法改悪反対愛知共同センターの皆さんが一生懸命、憲法記念日の宣伝をされていました。
私たちも思わず、飛び入り参加。
チラシの受け取りも良好(^o^)/
「憲法施行67周年 市民のつどい・第50回記念~憲法をいかすには」に参加
5月3日、「憲法施行67周年 市民のつどい・第50回記念~憲法をいかすには」に参加しました。
第一部は、小畑孝廣Sextet×西嶋恵の皆さんのJAZZ Session♪。
アドリブもかなりあるのでしょうか?JAZZの味わい方も有名な曲も知らない自分を恥じました(>_<)
その後、花井増實愛知県弁護士会会長から、日本国憲法は最高法規として国民の支持を経てきたこと、日本国憲法の根本的価値を再認識し、守っていく集会になることを祈念するというご挨拶がありました。
第二部は、慶應義塾大学教授の小熊英二さん×中京大学教授の大内裕和さん×コミュニティデザイナーの藤原はづきさんのTALK Session。
藤原はづきさんから、リーマンショックによって非正規ぎりされた方々の支援の活動や原発をなくすためのサウンドデモや毎週金曜日の原発ゼロ☆アクションなどの活動の紹介とともに国民の願いと安倍政権がやっている方向とのかい離、ギャップに関する問題提起がありました。
大内裕和さんから、「若者はなぜ憲法集会に参加できないのか?」―(1)大学生の貧困の深刻化(1990年度は1日の生活費は2460円、2013年は937円)、(2)有利子奨学金受給者の急増(奨学金を借りている大学生の割合は1998年23.9%から2012年には52.5%に上昇)、(3)ブラックバイト、全身就活、ブラック企業などの背景があることなどの背景のお話がありました。大内先生の生徒さんでもゴールデンウイークがバイト漬けの学生が多いこと、憲法集会に行きたいと思っている学生さんも、お金がなくて参加できないこと、いかに若い人に憲法26条が保障する「教育を受ける権利」、憲法25条の「生存権・社会権」を届く言葉で伝えられるかが問題になっていくことなどお話がありました。また、若者の貧困は、所得がないうえに、つながりがなく、考える時間も余裕もない状況となっており、考える場、知性など習得できる場をいかに提供していくかも問題だとお話されました。
小熊英二さんは、国民の願いと政権の方向とのかい離は、政治家が、特定の狭いところの要望しか聞けないような状況になっていること、年を経るごとに、日常的な各分野での相談の力がなくなっていること、全体としてルートが狭く、特定のつながりだけになり、外側のつながりがなくなっている社会になっていることの弊害について語られました。そして、強いと思われている自民党でさえ、党員も激減し、弱くなっていること。そんななかで、脱原発運動が、かつての組織層とは違う人々が集まってきていることに注目していること、現代的な日常生活のなかで、結びつきを広げていくことの大切さについて語られました。
最後に本秀紀名古屋大学教授から、参加者は2300人余であったこと、戦時中はジャズは、敵性音楽で退廃的な一掃すべき対象であり、現代の自由と権利が保障された社会が大切さを感じること、武器輸出の禁止原則の撤回や秘密法の強行採決など軍事的対応に偏っているろくでもない安倍政権にたいし、民主主義をとりもどす活動を実践し、何かへんだぞ、という思いを発信することに繋げていこうと語られました。
日本国憲法の大切さとともに、日常の中でつながり、問題を共有できるような土壌をつくっていくことの大切さも学んだ集会でした。