昨日9月1日、厚生労働省が全国いっせいにブラック企業の電話相談を行いました。
NHKの報道では、全国で約1000の相談があったそうですが、中部7県の相談が割り振られる愛知労働局(他県の労働局からの応援もうけた)に確認の電話をしました。
※NHKの報道→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130901/k10014201311000.html
電話相談がスタートした朝9時から夕方5時まで6台の電話は鳴りっぱなし。労働局職員の方も昼食や外に出ることができないほどだったそうです。
電話が6台しかなかったこともあって、愛知労働局にかかってきた相談の電話は125件。
そのなかで、製造業の企業からの相談が一番多かったそうです。
(ブルーカラーかホワイトカラーかは、統計としてまだわからない。)
相談内容では、(1)賃金不払い残業、(2)長時間労働、(3)パワハラが多かったとのこと。
80件強が、ご本人からのご相談で、その他がご家族等からのご相談だったそうです。
電話がかからなかった方もみえるかもしれませんが、愛知労働局の担当の方から、常時、労働基準監督署や愛知労働局で相談を受け付けているので、そちらに相談してほしい旨、お話がありました。
※各種相談窓口→http://aichi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/madoguchi_annai/gosoudan_naiyou_madoguchi.html
本格的に調査、是正をさせるためには、労働基準監督官の数を増やすこともとても大事ですね。