もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【12・03・21】東京・国会へ行き、消費税増税法案を出させない、成立させない国会要請行動、国民大運動集会/井上さとし参院議員の被爆の実態を踏まえた原爆症認定を求める国会質問を傍聴/きれいな富士山

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 3月21日、愛知県民の皆さんの消費税増税反対、年金の引き下げなど社会保障の改悪をやめてとの署名をもって、朝から東京・国会へ行きました。

 3月末までには消費税増税法案が閣議決定されるのではないかという緊迫した情勢のもとで行われた消費税廃止各界連の国会要請行動の集会や国民大運動3・21集会などに参加をしてきました。

 
 午前中の集会では、笠井あきら衆院議員が情勢報告を行いました。

 
 藤野やすふみ衆議院北陸信越ブロック比例予定候補も発言しました。

 藤野さんは、私が国会にいたときに国会秘書をし、その後、中央委員会の政策委員会で活躍した優秀な方です。どうどうとしたお話に、国会議員として活躍できる!と改めて思いました。がんばれー!!藤野さん!握手をしながらお互いに激励しあいました。

 
 午前中の集会後、井上さとし参院議員の事務所に行き、愛知の皆さんの署名を井上さとし参院議員に手渡しました。

 直後に予算委員会の質問を控えたお忙しい時間に、ありがとうございました。

 国会秘書のときにも親切にしていただいた井上事務所の秘書の皆さんにも久しぶりに会えてうれしかったです。

 

 
※写真は、井上議員事務所にはってあった等身大のタペストリーもありました。なかなかいいタペストリーです。

 
 午後は、国民大運動3・21集会に参加しました。

 市田忠義書記局長、佐々木憲昭衆院議員、塩川哲也衆院議員、高橋千鶴子衆院議員、宮本たけし衆院議員、山下よしき衆院議員と豪華な顔ぶれでした。
 
 市田忠義書記局長が情勢報告を行いました。
 民主党内で法案提出の事前協議が行われていますが、本質的な議論ではなく、景気弾力条項を入れるかどうかや2015年以降の増税について明記するかどうかを議論しているだけです。
 今、国民の皆さんの運動で、世論も暮らしと景気を悪くする消費税増税反対に一層シフトしています。
 消費税増税にたよらず財源をつくり財政危機を打開する日本共産党提案の「消費税大増税ストップ!社会保障の充実、財政危機打開の提言」について、著名な学者さんからも “いろんなシンクタンクの提言を読んだが、日本共産党の提言が一番いい”との声が出ています。

 一層、この提言を広げて、まともな財政運営をさせるように動かしていきたいと思います。

 中小企業の皆さんにとっては、消費税増税は生きるか死ぬかの死活問題です。
 全国の皆さんと力を合わせて消費税増税を跳ね返していきたいと思います。

 全国の皆さんの発言では、消費税増税反対のテレビCMを100回やるとのお話や、駅前でのマラソン宣伝で12月5日から毎日同じ時間、消費税増税反対の宣伝をやって人々の雰囲気が変わってきたことなどのお話がありました。

 全国の皆さんから学びながら、大事な今からの運動、ますますがんばらなければ!

 
 佐々木憲昭衆院議員も発言。確信を与える大変興味深いお話でした。

 
 宮本たけし衆院議員も発言。これも元気が出るおもしろい発言でした。

井上さとし参院議員の被爆の実態を踏まえた原爆症認定を求める国会質問を傍聴

 
 午後の集会のあと、参議院予算委員会での井上さとし参院議員の被爆の実態を踏まえた原爆症認定を求める国会質問を被爆者の皆さんと傍聴しました。

 井上さとし参院議員は3月9日の大阪地裁判決についてとりあげました。新基準ができたもとで、原爆症認定の申請の却下を行ったことにたいして判決では、申請を認めろと述べています。井上議員は、控訴しないよう求めました。
 
 民主党政権になって、原爆症認定の申請の却下数が桁違いに増えている大量却下の実態を明らかにしたとき、自民党議員席から「どうなっているんだ」などのざわめきがありました。これもマニフェスト違反です。

 また、井上議員は、被ばくされた原告の裁判の多くが勝訴した司法の判断と却下を続ける認定行政との乖離の問題を追及しました。

 入市被ばくを認めなかったり、距離で機械的な線引きしたりと実態に合わない認定行政を正すことを求めました。
 小宮山厚生労働大臣は、「(司法と認定行政との)乖離を埋められるように最大限の努力をしたい」と答弁しました。

 被団協の皆さんの提案については、小宮山厚生労働大臣は「真摯に検討させていただきたい」と答弁しました。

 
 質問後、井上議員と被爆者の皆さんとの懇談にも同席させていただきました。被爆者の皆さんの中には、井上さとし衆院議員と同じ学校の先輩の方もいらっしゃっていました。
 
 被爆者の皆さんからは、「井上さんに励まされた。がんばっていきたい」、「よく調べられた質問だった」、「8月6日までに法改正をしてほしい」、「(被団協の皆さんの提案が意図的に論点のポイントとしてはずされた)第9回の検討会で大変不安に思っているなかで、貴重な質問だった」、「井上さんががんばっているんだから、私たちもがんばらなきゃな」などの声が出されました。

 核兵器をなくすこと、被爆者援護を活動の原点にしている井上さとし参院議員は、被爆二世です。

 私の父や祖母も長崎で被爆しました。

 貴重な質問を傍聴できてよかったですし、被爆者の皆さんの声もきくことができてとても有意義でした。

きれいな富士山

 
 行きの新幹線では、富士山がきれいに見えました。

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