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レポート

【11・10・07】台風15号関連の被害の問題で国土交通省庄内川河川事務所で聞き取り調査/庄内川河川事務所前の公園の砂場で放射線量測定

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 10月7日(金)、八田ひろ子元参院議員、くれまつ順子前名古屋市議、守山区の地元の方々と一緒に国土交通省庄内川河川事務所を訪問し、台風15号関連の被害の問題で聞き取り調査を行いました。

 今回の聞き取りでは、

(1)台風15号による下志段味地域での越水、ならびに吉根地域での浸水などの被害の状況及び教訓と今後の対策について

(2)庄内川の河川整備について東海豪雨以後の進捗状況及び、今回の台風15号を受けての、「庄内川水系整備計画」の改善予定について、ヒヤリングすると同時に、幾つかの要望を口頭でおこないました。

 その主な内容を報告します。

愛知県内各地が局所的集中豪雨で被害

 第一の、台風15号による守山区での直接の被害については、まず、気象条件が注目されます。今回、局所的な集中豪雨が発生した場所は、多治見と三河山間部、岡崎市、及び豊川下流部でした。

 ほぼ東海豪雨並みの累計雨量が局所的に降ったため、庄内川、巴川、乙川、豊川が越水する重大事態となりました。愛知では、強力な台風と前線の配置や、山に風がぶつかる関係で、局所豪雨となりました。最近、同様の豪雨が増えており、今回発生した地域の河川周辺などで、豪雨対策の抜本的な強化が緊急の課題となっています。

 庄内川では、同じ集中豪雨である東海豪雨によって、新川が破堤し激甚対策特別事業が、新川と庄内川で行われました。しかし、今回は上流部の多治見で集中豪雨になったため、多治見からの水量増加でそのすぐ下流の志段味地域で越水、内水氾濫が起きました。
三河部でも、かつての伊賀川での局所的集中豪雨による被害につづいて、今回は乙川が急激な水量増加に見舞われました。豊川でも不連続堤からあふれました。
 台風15号による状況を検証した豪雨対策が喫緊の課題となっています。

下志段味の緊急堤防工事は拡大して実施

 また、下志段味の堤防越水個所についてただちに実施する緊急堤防工事は、本川ですでに予定していた当初工事380mを下流へ計560mくらいに延長し、長門川堤防も100mくらい池田橋まで工事をおこなうことにしており、すでに発注したとのことです。
 
 今回浸水した吉根地域の低い堤防のかさ上げや内水氾濫対策についても検討するよう要望し、検討課題にすることになりました。

今回の状況を検証し整備計画見直しを!

 第二に、こんごの整備計画の改善については、河川事務所としては、今回の台風15号について検証したうえで、「庄内川水系整備計画」を練り直す、ということです。全体としては、バランスを考慮して、中上流部についても、こんご手を入れていくという方向を示唆しました。注視する必要があります。
 
 東海豪雨との比較では、雨量の規模は似ていますが、今回は、集中して雨が降った地域が上流部だったので、一気に駆け下り下志段味の低い堤防から越水したという特徴があります。

根本的な豪雨対策強化を!

 名古屋市が管理している吉根排水樋管や至来川排水樋管(排水路)については、操作規定に基づいて、庄内川からの逆流を防ぐため水門を閉めたことを、周辺住民に周知しなかったので対策が遅れ、内水氾濫による被害が大きくなったことも大きな問題です。
 
 これらの地域について、サイレンなど周知の方法を検討するとともに、ポンプ場の設置など内水氾濫そのものの対策を講じるよう、河川事務所としても関係部局に要望を届ける、としました。
 台風15号を教訓にして、このさい各河川の整備要求を関係方面にあげていくことが非常に重要です。
 こういう機会に、根本的な豪雨対策を要求し、大きく改善させることが大事です。

 国にちゃんとやらせるために10月19日には、政府交渉を行う予定です。

庄内川河川事務所前の公園の砂場で放射線量測定

 庄内川河川事務所に少し早めについたので、河川事務所の前にある公園の砂場で放射線量の測定を行いました。使った測定器は、堀場製作所の環境放射線モニタRadiです。
 

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