アメリカのオバマ大統領のもとで、未臨界核実験が行われました。
そして、菅民主党政権は、アメリカの核実験に抗議しないと表明しました。
今年5月、アメリカ、ニューヨークで開かれた核不拡散条約(NPT)再検討会議には、日本から高齢の被爆者の方もつめかけ、国際会議の場で各国政府に訴えました。
長崎で被爆された81歳の方は、こう訴えました。
「人間が人間として生きていくためには、地球上に一発たりとも核兵器を残してはなりません。私は、核兵器が、この世から亡くなるのを、見届けなければ、安心して死んでいけません。長崎を最後の被爆地とするため。私を最後の被爆者とするため。核兵器廃絶の声を全世界に。」
ニューヨークまでいって訴えたのに・・・。
被爆者の皆さんの思いを踏みにじる核実験、何も抗議をしようとしない日本政府を私は許すことはできません。
10月15日、かわえ明美さん、八田ひろ子元参院議員と一緒に抗議の宣伝を行いました。
「がんばってー」と若い皆さんから声をかけていただいたり、「ノーベル平和賞を返してほしい」という若者の声など聞き勇気をいただきました。
被爆国として核兵器をなくす先頭にたつ政府に変える決意を新たにしました。
核実験がおこなわれたのは、9月15日、明らかになったのは10月12日です。