
あいち医労連の皆様からお話を伺いました。
医療や介護の現場の賃上げや人員増は待ったなしです。国政の最重要の課題です。
補正予算での補助金の規模を現場に光がみえる規模にすること、診療報酬10%以上の引き上げをなんとしても実現しなければならないと痛感しました。
「夜勤が実質月12回。若い方だけでは夜勤をまわすことは難しいので、ベテランに負担がいき、体はボロボロ」
「定年が延長され、60歳以上でも同じように夜勤もしなければならない。どこまで看護師はこき使われるのか。命を削って夜勤をしている」
「病院内でメンタルで休む方が増えている。若い方が多い。現場の過密労働のスピードが原因では」
「ベッドの稼働率90%にしても10億円の赤字・・・」
「医療機器もここ1〜2年でかなり値上げされ、病院の持ち出しとなっている。給食費の物価も上がっている。医療従事者は休憩時間がないような状況」
「看護師の人手不足深刻。夜勤は2人で30人の患者さんをみている。休憩時間がなかなかとれない。3人にしてほしいといっていますが、ずっと実現していない」
「ケアマネをしているが、デイサービスもつぶれてきていて、次を探してくださいという相談がきている。体制が取れないので土曜日は休みますというデイもある。」
「介護のケアプラン有料化の話がありますが、ケアマネや事業所がお金の管理をすることになる。今は、病院退院後の介護サービスについてケアマネが情報収集をしたりしているが、ケアマネがきちっとお金をもらえるサービスしかしなくなったら、退院後のことも病院がやることになり、病院の負担が増えることになるのではないか。未収金のことも対応しなければいけなくなる」
「ケアマネは、今まで国の賃上げの対象外。60代、70代の方々もいてどんどんやめていく。新人さんを育てるために、これまで頑張ってきたケアマネがその分の利益を出して、新人さんを育てている」
「無料低額診療をやっている病院の持ち出しが1500万円と聞く。最後のセーー歩ティネットの役目、命の砦、なんとか支援してほしい」
などなどお話を伺いました。
ボーナス、賃上げもままならない現実。これでは、医療、介護で働く皆様が希望を持って働くことは難しいです。
医療、介護の現場で私たちの命や尊厳を守るために頑張ってくださっている皆様に報いる政治をなんとしても実現したいです。
お忙しい中、国会まで来ていただき、お話を聞かせてくださり、本当にありがとうございました














