
虐待などを受けた子どもが最初に保護される一時保護施設を、子どもの心身を回復し人権を守る場とするため、専門性のある複数の看護師を常勤で配置するよう求めました。
一時保護施設では、医療的ケアが必要な子どもが「かなり多い」との現場の声や、全国154施設のうち看護師の配置は82カ所(53・2%)にとどまり、会計年度任用職員が多い実態を告発。こども家庭庁に子どもの健康状態の把握や看護師の実態調査を求め、「専門性に見合った処遇と常勤配置が必要だ」と主張しました。
児童虐待の被害にあった子どもさんが保護されて最初に行く一時保護施設。医療的なケアが必要な子どもさんが多いというのが現場の声です。
しかし、その子どもたちの健康状態をこども家庭庁として全国的な調査していないのです
子どもたちの健康課題、看護師の配置、仕事、何が大切なのかの調査すべきと質問。

また、会計年度任用職員の看護師が多く、常勤で複数配置を求めました。
三原こども政策担当大臣から「専門職の配置状況や子どもへの支援への状況等を把握していく必要があると考えておりまして、一時保護施設に入所中の子どものニーズ等の状況も含め、調査研究等による把握に努めてまいりたい」との答弁しました!
前日には、実際に一時保護施設で看護師として働き、研究し提言をしてこられた三浦由佳さん、助産師さん、お医者さんたちが、一時保護施設の看護師をしっかりと位置付けることを求める要請も行っていました。
一時保護施設が、子どもたちの人権回復の場、子どもの権利がちゃんと保障される場となるよう、引き続き力を合わせていきます。