もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【15.05.22】日本共産党を応援する愛知県弁護士の会主催の「リニア新幹線 本当に必要ですか?」との集会に参加

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5月22日、日本共産党を応援する愛知県弁護士の会主催の「リニア新幹線 本当に必要ですか?」との集会に参加しました。

 地域で活動する市民の皆さんや青木ともこ名古屋市議も参加し、活動交流の場にもなりました。

 
まず最初に、22日に初めての衆議院「平和安全特別委員会」が開かれたことなど戦争法案に関する国会情勢もお話させていただきました。
 
 リニアは今世紀最大の事業であるにもかかわらず、情報公開もされず、国会審議の必要もない事業です。
 人口構成を加味していない過大な需要予測のもと「採算が合わず、破たんすれば国民が尻拭いさせられる。JR東海は東京から大阪まで9兆円をかける体力があるなら、まず国民が負担している24兆円の国鉄債務返済にあてよ」と強調しました。
 国は、JR東海に甘く、家屋に影響が出た時の補償の前提になる家屋調査をさせようとせず、トンネル内の避難マニュアルもJR東海にすぐに作らせようとしていません。
 国会質問のなかでは、国土交通省は、避難マニュアルをあと12年後の開通時までにつくればよいとの認識を示し、工事前に安全に避難ができるかについて確認しようともしていない姿勢です。
 リニアは、ストロー現象でとりわけ東京に(東海・愛知では名古屋駅前に)人や富が集中することになるでしょう。そうした街づくりで本当によいのかも問われています。皆さんと力合わせストップさせるために全力をあげる決意も表明しました。

 参加された沿線住民の皆さんは、「工事車両で渋滞、振動がひどくなる。来月現状調査する」(春日井市)、「地下水の枯渇が心配」(名古屋市守山区)など発言されました。
 工事差し止めの行政訴訟が準備されていることも紹介され、支援する弁護団結成も話題となりました。
 青木ともこ名古屋市議は、名古屋市議会のなかでリニア問題をあつかえる委員会の所属になったことなどを報告し、「議会で理のなさを明らかにしたい」と決意を表明しました。

 皆さん、本当にありがとうございました!!

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