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環境

【11・04・21】電力自給率166%!再生可能エネルギーの町~岩手県葛巻町

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 昨年10月、吉井英勝衆議院議員は、岩手県葛巻町を視察し、町長さんと懇談しました。

 葛巻町(人口7678人)では、風力発電、蓄ふんバイオマスシステム(牛の糞尿からメタンガスを作って発電)、木質バイオマス化発電(間伐材をガス化して発電)、木質ペレットボイラーなど、町内の資源をうまく組み合わせて活用する仕組みをつくり、町内電力自給率166%になっているそうです。

 省エネにも最大限の努力をしながら、風力発電の低周波被害がないように気をつけながら、こうしたことはどこでも出来るはずです。

 再生可能エネルギーでエネルギーも「地産地消」をすすめれば、危険な原発依存からの脱却、CO2排出削減、化石燃料など資源争奪の戦争をなくす、地域での雇用増、地域再生などなどいいことずくめですね。

 それなのに、国の再生可能エネルギーの研究開発予算は、経済産業省と文部科学省あわせても年平均200億円程度。

 一方、完全に行き詰ってムダな高速増殖炉「もんじゅ」と「常陽」(高速増殖炉の実験炉、茨城県大洗町)の関連予算は年間600億円。原発設置促進のための「電源開発促進税」は年間3500億円以上・・・。

 おかしな国だ!

 

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