もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

「駅のホームで命を落とさない」全国交流会に参加しました。

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11月18日、愛知県内で開かれた「駅のホームで命を落とさない」全国交流会に参加しました。

 (全国交流会は18日、19日の2日間)

 愛知視覚障害者協議会、視覚障害者の権利を守る運動を支援する会の皆様が主催し、NPO法人愛知健康センターの皆様が協力している集会です。

 「欄干のない橋」と言われるほど危険な駅のホームを少しでも安全な場所にしたい、年間4000件近く起きているホームからの転落事故を減らしたい、何よりも命がけで列車を利用しなければならない状況をなくしたいと埼玉県、神奈川県から高知県、大阪府までの視覚障がいをもった方々はじめ皆さんが集まりました。

 私は、ホームドア設置促進に向け、これまで国会で質問したことや国土交通省の方向性についてお話しました。

 話の後は、参加者の皆様との意見交換です。

 視覚障がいをもった方々や支援者の方々が長い間、苦労して、声をあげて、様々なバリアを除去するために頑張ってきたことがよくわかりました。

 駅のホームの乗車位置を示す点字ブロックへの改善、点字ブロックの幅を18センチから30センチにさせたこと、誘導チャイムや音声誘導が進んだこと、万が一転落した際の退避の確認(いっそう転落を恐れるようになったそうです)、ホームドアの設置の促進、改札口のICカードが通る場所をわかりやすくするマークの設置の促進などなど本当にたくさんの前進が図られてきました。

 名古屋市交通局との交渉のなかで、地下鉄のホームドアもどんどん進んでいます。

 大阪から来られた視覚障がい者の方々は、関西の鉄道5社に交渉しながら、ホームドアの開発や設置など進めてきたことが語られました。 

 JR西日本もJR東日本も交渉の場をもってくれるのに、JR東海は、視覚障がい者の方々との話し合いの場ももってくれない問題も指摘されました。

 バリアを取り除き、安心して移動ができるように私も引き続き頑張る決意です。

 皆様、本当にありがとうございました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

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