もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

新名神高速道路で、死亡労働災害が多発しています。厚生労働省、国土交通省から聞き取りを行いました。

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新名神高速道路で、死亡労働災害が多発し、昨年4月から5人の労働者が亡くなっています。

厚生労働省、国土交通省から9月19日、原因究明と再発防止が行われるまで工事の中止を求めることを含め聞き取りを行いました。

清水ただし衆議院議員、堀内照文衆議院議員、たつみコータロー参議院議員、山添拓参議院議員、穀田恵二議員秘書、私もとむら伸子が参加しました。

この9月には、19歳の若者が足場を解体する作業を行っている最中に転落して亡くなられました。

心から哀悼の意を表します。

雨の朝4時に仕事をしていました。工期は適正だったのか、事故前の勤務状況はどうだったのか、体制はどうだったのか、施工体系はどうなっていたのか・・・まだまだ明らかではありません。

大阪労働局の調査では、新名神の工事で、今回の事故現場かは教えられないそうですが、足場の手すりがなく、ロープだったなどの法令違反が何件もあり、指導し改善させたとのこと。

NEXCO西日本は、死亡事故が相次いでいることから今年6月に非常事態宣言をし、安全対策を強化したと言われます。

しかし、今回9月に事故が起こってしまいました。

これだけ死亡労働災害を起こしているNEXCO西日本の責任は重大です。

働く人の命を守ることは最低限の当たり前のことです。なぜ、その最低限のこともできないのでしょうか。

働く人の命が軽視されている建設現場の実態を改善していくために引き続き頑張ります!!!

【新名神高速道路工事における労働災害】

◆2016年4月に橋桁落下で作業員10人が死傷
◆2016年5月には支柱が倒壊しあわや大惨事
◆2016年10月に足場撤去中の作業員が転落死
◆2017年6月に落下した鉄板の下敷きになって1人が死亡
◆2017年9月11日、12日、足場撤去中に死亡

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